2015年3月20日、Frontiers Recordsよりリリースされた12thアルバム。
未発表曲集『Toto XX』や、カバーアルバム『Through the Looking Glass』をカウントして通算14作目として命名された。
2007年に筋萎縮性側索硬化症を発症したためMike Porcaroが療養に専念、Leland Sklarが代役を務めた。当初はALSであることは伏せられ「腕のトラブル」とだけ公表し、復帰は回復次第とされていたが、復帰は叶わずTOTOは解散、病気がALSであることが発表された。TOTOの解散は彼の病状が大きな原因とも言われており、Steve Lukatherは「David Paichが引退して、Mikeまで倒れた状態で何がTOTOと呼べるものか」と活動終了の経緯を語っている。2004年より家族の病気を理由にツアーやライブには参加しなくなったPaichだが、彼がMikeの救済を目的として再結成を呼び掛けた。しかし、Mike Porcaroは8年に及ぶALSとの闘病の末、2015年3月15日に他界した。
David Hungateが再びベースに復帰して数曲プレイいるが、9月には体力の衰えからツアーに参加できないとして再び脱退している。また、ドラマーのSimon Phillipsが2014年に自己の活動のためバンドを脱退し、Keith Carlockが加入して最初のスタジオ盤である。
Recorded:December 2013–December 2014 at The Treehouse, North Hollywood, CA; Capitol Studios, Hollywood, CA; ATS Studios, Calabasas, CA; Porcara Musica, Valley Village, CA; Digby Road Studios, Thousand Oaks, CA
Producer:C. J. Vanston, Steve Lukather, David Paich, Steve Porcaro, Joseph Williams