タイトル長げぇ!(笑)。 2004年、BON JOVI20周年アニヴァーサリーのボックス・セット。ほとんどが未発表曲のCD4枚(国内盤は5枚)にDVDが1枚ついたお得なBON JOVIからのプレゼント。 未発表曲だからそこまでのクオリティを期待出来ないと思いきや、ここに収められた曲は大半がアルバムに収めたとしても何の遜色もないほどの出来に仕上がっていると思います。しかも各CDが一枚のアルバムのように曲順を練ってあるので、まるでBON JOVIの新譜を一気に4枚聴いたようなとても新鮮な気持ちになります。 収録曲については『KEEP THE FAITH』~『BOUNCE』期のアウトテイクが多そうなので全体的に落ち着いた雰囲気の楽曲が多いですが、僕が特に気に入ったのは「The Radio Saved My Life Tonight」「Open All Night」「Rich Man Living In A Poor Man's House」「Sympathy」「If I Can't Have Your Love」「Lonely At The Top」「Always(Demo)」などです。他にもとってもいい曲が山ほどあります。特に「Always」のデモは興味深かったです。イントロが全く違っていてビックリしますし、最終バージョンよりもかなりしっとりとした雰囲気。後半ではジョンの久々のハイトーン・ヴォーカルが聴けます(!)。 他にも目玉としては他3人のメンバーが個々に歌うソロ・ナンバーも収録してあります。ティコの渋声、リッチーの突然の美声、デヴィッドのそこそこの歌声(笑)が聴けます。 DVDの方は日本盤に字幕・対訳がなくて愕然としました(どうやらユニバーサルのHPに対訳が載っている模様)が、昔の映像やメンバーの生声が聞けてよかったです。で、このDVD見て思ったんですけどリッチーってなんだかジジ臭いですね。若いときからオッサンっぽかったけど、最近は輪を掛けてオジン臭くなってます(笑)。 あ、あと「Last Man Standing」はニューアルバムにも収録されるとか。これが『These Days』期のような大人の雰囲気バッチシな曲なので、アルバム自体もこの路線だったらいいな~なんて思ってみたり・・。 とにかくファンは楽しめる内容になっていると思います。多少中だるみもありますが、でもこれらのBON JOVIの未発表曲のクオリティの高さにビックリしますよ!。 それだけに「何でこの曲が漏れたのか!?」を考えながら聴くというイケナイ聴き方も出来ます(笑)。
未発表曲満載のボックスセット。 未発表曲にしてはいい曲が多い。「THE RADIO SAVED MY LIFE TONOGHT」「OPEN ALL NIGHT」「ALWAYS(DEMO)」「NOBODY'S HERO」等が気に入りました。 既発曲も「REAL LIFE」「EDGE OF A BROKEN HEART」などの隠れた名曲が聴けます。 DISC4の最後のシークレットトラックも良かったです。 DVDはインタビューばっかりだし、過去の映像作品からの使いまわしの映像も多かった。そのうえ字幕がついていないので、少し不満です。 日本盤ボーナスディスクはシングルを全てそろえている人には必要ないかも。 ファンならマストでしょう!!
バンドの20周年記念として'04に発売された未発表曲収録のCD4枚(日本版は更にこれまでに発表されたボーナス・トラック等を収録した1枚が追加)とインタヴュー映像等を収録したDVD1枚からなる豪華なボックス・セット。 これまでのアルバムに収録されなかったのが不思議なほどの好曲や、今となっては決して作られないであろう曲調の曲等、ファンならば大金をはたいて購入しても損はしないであろう充実した内容となっている。 まずCD1であるが、ノリのよいロックン・ロール・チューン「WHY AREN'T YOU DEAD?」、名曲「BLOOD ON BLOOD」を彷彿させる、これまでアルバムに収録されずに埋もれていたのが不思議なほどの秀作「THE RADIO SAVED MY LIFE TONIGHT」、「TOKYO ROAD」の焼き直しのようなハード・ナンバー「TAKE IT BACK」、オリジナルよりもメロディアスな「SOMEDAY I'LL BE SATURDAY NIGHT(DEMO)」、リッチーとのコーラス・ワークが美しい「MISS FOURTH OF JULY」、哀愁あるサビがとてもキャッチーな好曲「OPEN ALL NIGHT」、ジョンの優しげな歌が印象的な「THESE ARMS ARE OPEN ALL NIGHT」、「CRUSH」以降のアルバムに収録されていても違和感のない「I GET A RUSH」、ほのぼのとした曲調の「SOMEDAY JUST MIGHT BE TONIGHT」、まるでSTINGのような「THIEF OF HEARTS」、「HAVE A NICE DAY」収録のハード・ロック・ヴァージョンとは趣を異にしたアダルトな雰囲気漂う感動的なバラード「LAST MAN STANDING」、デビッドのキーボードがいい味を出している「I JUST WANT TO BE YOUR MAN」の12曲を収録。 個人的には「THE RADIO SAVED MY LIFE TONIGHT」、「OPEN ALL NIGHT」、「LAST MAN STANDING」の3曲が気に入った。