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KING CRIMSON
Larks' Tongues in Aspic
(1973年)
Larks’ Tongues in Aspic, Part One
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Larks’ Tongues in Aspic, Part One
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- Larks’ Tongues in Aspic, Part One
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コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
やまねこ
★★★
(2002-06-10 22:50:08)
混沌とした音楽。
主題と即興演奏から組み上げて完成した6部からなる組曲。
複雑な曲構成、変拍子、オリエンタルな旋律と打音、
バッキングの重低音、リフの細かい刻み...
万華鏡のようにめまぐるしく曲想が変化していき、
聴く者を圧倒させる魔力を秘めている傑作。
どことなくドライな感じもする。
変人ミューアのパーカシッヴのパートは、特に
前面にでており、カリンバ、タムタムといった
多国籍的かつ変幻自在な印象を受ける。
コーダは、凄まじい緊張感とエネルギーを放出しており、
とどめを喰らう仕組みになっている。
プログレ史上、屈指の名曲。
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2.
でこ
★★★
(2002-07-15 17:45:03)
プリミティブなイントロに導かれ、空間を模索する足取りの行方は
青天の霹靂の如く空を切るギターとうねるパーカッションの強引な
音に聴覚を刺激され、荒々しい息遣いを誘発させる。
やがてその間隙を縫うように繊細で敏感な表情が
しじまの使者のように窺え、双方の対比が緊張感を高めます。
呪術的で神々しい雰囲気は一時の緩和も避けられない、まさに錬金術を
彷彿させます。
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3.
ギターの国から2002.遺言
★★★
(2003-03-02 01:42:34)
暗い部屋の中には蝋燭の明かりだけが灯り、その蝋燭の周りに集まった者の顔を照らし出している。部屋の窓は締め切られ、人間が出す体温と蝋燭の熱で部屋はじめじめしている。「暑い。」服の中を自分の汗が下に落ちていくのがわかる。
ふと横を見ると壁もその熱気で汗をかいており、見ようによっては蝋燭の明かりに照らされて、血を流しているようにも見える。しばらく眺めていると、恐ろしいことにどうしてもその壁にしたたる無数の血から目を反らすことができない。まるで何かに取り付かれたように、あるいは目の先にあるものと戦うかのように・・・
しばらくして我に戻り、蝋燭のある方へ向き直ると、さっきまで一緒にいたはずの仲間が皆姿を消している。
突然背中に悪寒が走る。
「後ろに何かいる。しかも人間の匂いではない、もっと凶暴で動物的な匂いだ。」
体中が恐怖におびえ、小刻みに皮膚が震える。
そして遂に意を決して、おそるおそる後ろを振り返って見ると、そこには・・・!!!
僕が持つこの曲のイメージです。しかも最初の部分だけです。もっと言葉を知っていれば僕のこのイメージを詳しく、そして巧みに表現できるのでしょうが僕の能力ではここが限界(恥ずかしい)。
とにかくおどろおどろしいのです・・・
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4.
野崎
★★★
(2003-07-19 18:59:28)
第一印象 →「なんだ、このまとまりの無い曲は!!」
素晴らしい!!!!!!
この曲のせいでプログレ漁りをするハメになった
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5.
ダム
★★★
(2003-09-04 04:21:01)
ここまで滅茶苦茶にやってるのに、的確に曲のイメージを表現してます。はっきりいって、めっちゃすごいです。
自分の心臓の音が聞こえそうなほど手に汗を握る、長いイントロ。
一転して、ヘヴィなリフ。
混沌としたパーカッション、そのリズムについてくるベース。
スキッツォイドよりも、断然名曲と呼ぶに相応しいのでは・・・?
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6.
エストック
★★★
(2003-10-10 12:04:26)
混沌としていて最初は「なんじゃ?こりゃ?」という印象を受け次第に曲がまとまっていくうちに「凄い!まさに最高!」となるような感じでしょうか。ホントに聴いた人にしかわかりえないであろう感覚です。
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7.
senasis
★★★
(2004-02-04 01:22:06)
ダークでへヴィな凄まじいエネルギーと緊張感を放つ究極のインストナンバー。
溜めに溜めたイントロのあとのへヴィなリフが放たれた瞬間に頭ん中が真っ白になる。呆然としたままで演奏はへヴィなジャズ風インプロヴィゼーションをものすごいテンションで繰り広げられる。
リズム隊の生み出すグルーヴ感が鼓動を速める。まさにカオス。
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8.
aNg
★★★
(2004-08-07 11:54:47)
ヘッドホンで爆音で聴くことをお勧めします。
細かい芸が光る。
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9.
el
★★
(2004-10-27 19:40:19)
曲があっちこっち飛び回る。まるでトムとジェリーの追いかけっこの様だ。
リスナーが捕まえようとしても楽曲があちらこちらへとぶっ飛んでいく。
ドラッグ中毒者が描写した様なサイケデリック系のFLASH作品に通ずる禁断の美学を感じる。
とにかく「恐い。」色んな意味で。こわ美しい。
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10.
夢想家・I
★★★
(2004-11-08 07:47:56)
なんなのでしょうかこの得体の知れない曲は・・・
心臓の弱い人が油断して聴いてたら最初のリフが斬り込んでくるあたりで発作を起こして倒れちゃいそうです(笑)。
他にも乱心したかのようなドラム、美しい音色も何の救いにもなってないヴァイオリン、それだけやたら能天気に聞こえるパーカッション等プレイの自己主張が激しくぶつかりながらアンサンブルをまとめていく構成はほんとに凄い!の一言です。
「太陽と戦慄」シリーズの中では一番好き。
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11.
ふぁうすと
★★★
(2004-12-11 04:02:13)
深夜にヘッドホンをつけて大音量で聴く。
すると、何とも言えないものが、聴覚を通して五感に訴えかけてくる。
恐怖?悪寒?吐き気?決して心地いいものではない。背筋が凍る。
しかし停止ボタンを押すことが出来ない。何故か?
まさしく曲に呑まれてしまったのだ。
カオス的な、取り留めもないようなインプロヴィゼーション。
この予測不可能なインプロヴィゼーションの前ではなす術がない。
聴いているときは、再生時間の表示を見ないようにしてみてください。いつまで続くか分からない、もしかしたら永遠に続くのか、とさえ思われるインプロヴィゼーションに呑み込まれます。
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12.
中曽根栄作
★★★
(2005-02-07 21:55:32)
この曲はクラシック系音楽家のバルトークの強い影響を受けて作られています。
独特のメロディだけが"クラシカル"ではないのです。
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13.
蛇めたる
★★★
(2005-03-27 21:02:40)
狂気のヴァイオリンが心地よいプログレ屈指の名曲。
ギターとヴァイオリンとパーカッションの変態さがこれまたよろしい。
何度聴いても飽きないね。
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14.
竹
★★★
(2005-07-18 19:10:33)
ミューアのパーカッションから幕を開ける怒涛の傑作。
ギター、ヴァイオリン、ベース、ドラム、その全てが変則的なリズムを刻み、へたすらハードでヘヴィな展開を見せる。
凄まじいまでの緊迫感を張り詰めながら全員が渾然一体となってゆく様は圧巻の一言。
それは従来の音楽とは全く異なる新たな境地の幕開けであった。
LARKS TONGUES IN ASPICというアルバムの完成——この曲も含め、「宮殿」という脅威の亡霊を振り払った瞬間である。
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15.
ぐるぐるーん
★★★
(2005-12-23 10:56:36)
第Ⅱ期クリムゾンの幕開けを飾った曲。
イントロから聴こえてくるミューアのパーカションは
どこか東洋的な響きですが、次のパートで狂気のヴァイオリンと
ギターリフが炸裂します。13分の大作ですが最後まであきさせ
ず聴かせるクリムゾン屈指の名曲です。
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16.
Dr.Strangelove
★★★
(2006-01-27 20:02:16)
21馬鹿と同じぐらいプッツンしてます。
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17.
ELTUPA
★★★
(2006-03-11 12:23:02)
押し寄せてくる狂気の音の波に一瞬の気も抜けん。
静と動の高度な即興演奏、凄い!!!
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18.
hiromushi
★★★
(2006-04-25 22:34:37)
美しい残像は幻であった・・・
品性とは無縁のえげつなさを追求した(?)
芸術作品。
→
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19.
nogami
★★★
(2006-10-23 21:12:27)
音の核爆発
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20.
山口 弘
★★★
(2007-06-20 19:31:41)
凄い曲だ , 不穏に鳴り響く金物,恐ろしさを演出させるギターとヴァイオリン! , べースとドラムが凶暴さを演出させるッ !!! メインリフのあたりは真面目に鳥肌物 . 正に戦慄した .
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21.
山口 弘
★★★
(2007-06-20 19:33:09)
凄い曲だ , 不穏に鳴り響く金物,恐ろしさを演出させるギターとヴァイオリン! , べースとドラムが凶暴さを演出させるッ !!! メインリフのあたりは真面目に鳥肌物 . 正に戦慄した .
所でこの曲 , ポップと思えばポップだし , クラシカルといえばクラシカルだよな .
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22.
煉瓦
★★★
(2007-11-07 22:36:26)
とにかくカオスです。常人には創れない異常な名曲。
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23.
チンポリオ・フェラッチィーノ
★★★
(2008-01-21 23:03:18)
「太陽と戦慄」という邦題はともかくとして、この曲はLARKS
TONGUESつまりヒバリの舌(男根)とASPICつまりゼリー料理(
女性器)の結合、つまりSEXについての解釈を宇宙的原理まで
に高めたクリムゾンの完全無欠の真理だ。そうして聴いてみる
と曲そのものが前技より始まり、男女の荒々しい結合、そして
オルガスムスへと導かれる様、そして極み後の余韻というもの
がすべて表現されているのがわかると思う。R・フリップは
この曲を「大宇宙の中の小宇宙」と呼んだが、この言葉の中
に含まれているものの意味はまさに無限の大宇宙のごとく
深遠でエロティックだ。彼らの中のエロスがほとばしる様を
目の当たりにしたとき我々はただただ静聴するのみである。
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24.
うにぶ
★★
(2008-01-29 01:05:13)
この曲にそんな性的な意味があったなんて…。
でもそういうのを想像して聴くのも楽しいですね。
エロスかぁ。
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25.
ムッチー
★★★
(2009-02-19 03:15:59)
10分を超えるインストで、良さが分かるまで時間がかかったが、今では大好きな曲!
展開が次々に変わるが、各パートがどれもいいんだな~。
パーカッションもヴァイオリンソロも面白い。
ベースとドラムが特にカッコいいかな、この曲は。
ジョン・ウェットンとビル・ブラッフォードのリズム隊は最高だね!
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26. ひであき
★★★
(2009-05-19 22:09:39)
STARLESSなどと並ぶ、KING CRIMSONの最高傑作。
野崎さんと同じく、おれもこの曲に衝撃を受け、プログレを聴き漁るハメになりました……
CRIMSONではこの曲が一番好きです。
冒頭のスタティックなパーカッションの間隙をぬうようにして入ってくるヴァイオリンと、
無機的なディストーションギター。そこからヘヴィなリフが紡がれ、
フリップのギターの早弾きを皮切りに音楽は中間部へと突入し、カオスと化す。
嵐のような、ミューアの「変態的な」パーカッション、フリップのシーケンサーのごとく正確な
早弾き、変則的なリズムをうみだすリズム隊……それらによる、中間部のカオスな、
動的な、ぐちゃぐちゃのインプロヴィゼーションには圧倒されるほかない……
それを抜けた後の、ヴァイオリンの静的なパートから漂ってくる狂気も美しい。
動と静の対比。すさまじい緊張感。
この、カオティックな音の万華鏡を味わうことなくしてCRIMSONを語るなかれ。
27.
ANBICION 11
★★★
(2009-07-19 03:18:05)
昔、YESのCLOSE TO THE EDGEと同等の衝撃を受けて聴きまくった。
最後のあえぎ声が無ければ完全無欠の名曲なのに・・・
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28.
がおり~
★★★
(2009-08-28 02:18:20)
対峙して聴け!
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29.
チャイチャイ
★★★
(2010-03-15 20:12:15)
展開が読めないですね。
でも、引き込まれるので聴き入ってしまい、気がつくと曲が終わっているという感じですね。
混沌とした世界観は彼ら独特のもの。
これは素晴らしすぎる。
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30.
胡椒軍曹
★★★
(2011-04-23 19:07:09)
東洋的なパーカッションと、恐ろしげなギターとバイオリンが主役。
目まぐるしい展開にはもう感服するしかない……。
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31.
あよー
★★★
(2014-06-14 02:49:11)
これってSEXの始めから終わりまでを音で表した曲だったのか?
へえ・・・
しかしこの曲の冒頭を聴いてると、うだる暑さの砂漠の中で遠くにポツンと見える宮殿を目指してひたすら歩いているような感覚に襲われる。ここまで幻想世界が容易に頭に浮かぶ曲もめったにない。
音楽の、芸術作品という部類に入るものだな。人生の中でこういうアートに出会えることって素晴らしい。
キンクリ かかってこい!
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32.
Ice9
★★★
(2014-12-11 22:58:46)
長いイントロから迫り来る狂気、徐々に高まるエネルギーの集合体と、その爆発が凄まじい!
どういった思考回路からこんなクレイジーなサウンドになるのか・・・まったく発想が恐ろし過ぎる。
えぐいフレーズのオンパレードですが、最終的には芸術性と知的さに舌を巻くことになる。
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