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SIEBENBÜRGEN
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(Usher-to-the-ETHER)
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2005年発表の5th。
2000年代末に解散してるようですが、メロブラではよく名前を聞くバンドですね。実はこのバンド、ブラックメタル初心者の頃に一度聴いて駄目だったんですが、今聴き返してみると非常にかっこいい。
路線としては、もう殆どメロデスと言ってしまって差し支えないくらい、メタルとして正統なメロブラですね。刻みリフを多用したり、剰えクラシカルなギターのハモりがあったり、一般的なメロブラよりも更にメタルのお約束的なものに忠実な印象。コンセプトが吸血鬼であるせいか、女性クリーンヴォーカルによる耽美的メロディを始め所々にゴシックメタル的感性も感じられ、それが楽曲をよりドラマ性豊かにしています。
ただ、初心者の頃に一度敬遠した理由としては、パッと聴き地味に聞こえることなんですよね。刻みを多用したメタリックな音にも関わらず、ヘヴィネスを余り重視しないような音作りなので、どうもパンチに欠ける音に聴こえてしまう部分も。ちゃんと聴けば、女性ヴォーカルが華のあるメロディを歌っていたり、メロブラらしい叙情性激高のトレモロもあるしで、地味とは言えない作風なんですが。歪んだ声で語りかけるようなヴォーカルも、当時は分かりやすい狂気がなくてイマイチだと思いましたが、今聴くとこれはこれで渋くてとてもかっこいいし、何よりゴシックな音楽性にぴったり。
今聴いても若干プロダクションには不満が残りますが、メロブラとしての質は高く、ゴシックな世界観が美味しい上質な一枚。
Usher-to-the-ETHER
★★
(2015-07-22 04:19:32)
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