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REPENTLESS (2015年)
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REPENTLESS
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解説 - REPENTLESS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. N男 ★★ (2015-09-11 16:40:19)

11作目のスタジオ板である。
Jeff亡き後の初のアルバムで、大方Kerry Kingが曲を制作している。代行していたGary Holtは今作でも参加。また、Daveが抜けてPaul Bostaphが再加入している。
これだけ見ると、マイナスな印象しか受けないが、中身は相変わらずのSLAYER!
リフに関しては『Christ Illusion』以降の、やや地味な作風は今作も継続していると感じるが、Jeffの不在が『思っている以上に致命的だった』ということがなかったので、そういう意味では安堵した。
また、前作の曲に比べて曲展開がずいぶんドラマチックになったなと感じる。
ミドルテンポの陰湿な世界観がしっかりと速い曲とのコントラストになっており、この点で前作を遥かにしのいでいる。
オススメは②、③、⑧といった疾走曲で、まさにSLAYER is SLAYER、これだけでありがたいことだ。
どっかの雑誌はプロデューサーが良くないと叩いているが、サウンドは前作より全然良いのでは?と思う。
それと、自己最高の全米4位おめでとうございます、まだまだクレイジーなおっさん達についていくファンはたくさんいるようだ。

84点。




2. ヤングラジオ ★★ (2015-09-14 16:54:26)

00年代以降の作品で言えば、時代性の影響が強かった「God Hates Us All」から、前作「World Painted Blood」に至るまで、80年代への回帰の方向に向かっている様に、個人的には感じた。
そうはいっても、それは極端ではなく、単にモダンさが薄れていっただけかも知れない。

ジェフが亡くなり、サウンドがどう変わるのか心配していたけど、その変化は確かに感じるんだけど、楽曲は総じて良く出来ており、サウンドプロダクションも良く、そのダメージは最小限に抑えられている。
例えば、SLAYERというバンドに特別に思い入れがない、モダンなスラッシュ・メタルが好きな若い人にとっては、00年代以降の作品で言えば、圧倒的に支持されそうな作風である。
この変化は、近年のACCEPTと何か似ていて、昔は昔で良かったんだけど、今は今で良いよねといった感じである。
それに、一枚のアルバムとして、ここまで整合感を感じた事は、最近では無かったかもしれない。

良い意味での安っぽさは無くなったけど、楽曲には新鮮味もあり、聴き応えは十分ある。
これはこれでいい、というのが僕の感想である。
そりゃあ、寂しさはあるけどね。




3. 殺1人3鬼 ★★★ (2015-09-15 11:52:44)

大好きなジェフがいなくなってもうSLAYERは終わったと思って買うの迷いましたが、
全然楽曲の質が落ちていなくて安心しました。
今まで積み上げてきたものをキープしながらも新しい試みもしていて面白いです。
ただ中盤がミディアムテンポの曲が多くてちょっとダレる感じはあります。
信者はSLAYERなら何でも高く評価する、と言う人もいますが、
SLAYERだからではなく普通に良いです。



5. 火薬バカ一代 ★★ (2015-11-03 10:14:44)

出たり戻ったりなデイヴはともかく、ソングライターとして、ギタリストとして、ケリー・キングと共にバンドの中心的役割を担っていたジェフ・ハンネマンを失ったSLAYERの新作ということで、事前に抱いた不安は決して小さからぬものでしたが・・・。不穏なインスト序曲①を切り裂いてく高速スラッシュ・ナンバー②が走り始めた途端(SLAYERがアルバムのOPにこういう勿体つけた構成を取るのって初めて?)、多くのファン同様、安堵の溜息を漏らしてしまいましたよ。
序盤のファスト・ソングによる畳み掛け、中盤にイーヴルなミッド・チューンを固めて空気を煮立たせた上で、終盤の再加速でそのエネルギーを解き放つ「力みなくして解放のカタルシスはありえねぇ」(範馬勇次郎談)構成等、本作にはスラッシュ・メタルならではの魅力が横溢しています。
ただジェフを欠いた編成での初めてのアルバム作りということで、リフにしろGソロにしろトム・アラヤのシャウトにしろ、SLAYERのイメージには忠実であるものの、今回は本能剥き出しで猛り狂うクレイジーネスは抑え気味。恐らく作曲作業は相当慎重に吟味が重ねられたのではないかと。
そんなわけで、当初は「スラッシュとしては満点ですが、欲を言えば《帝王》の凄みを感じさせるキメの1曲が欲しかったですな」とか「本当の勝負作は次作でしょうな」とか、好き勝手に上から目線かましてたのですが、足を運んだLOUD PARK 15で、威厳と殺気のオーラ立ち上らせる彼らのパフォーマンスと、そこから繰り出される本作の楽曲のカッコ良さに全力平伏。今じゃ手のひらクルッと返して「前言撤回。名盤。」との評価に落ち着いたのでありました。




6. アンダーソン ★★★ (2016-03-21 19:41:41)

PVを見ると昔の悪魔的な雰囲気はなくなっているが、皆年を感じさせないパワフルさがすごい。「OFFICIAL VISUALIZER VIDEO」では、スタジオで音を入れている姿が妙にかわいい。


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
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