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INTO THE WILD LIFE (2015年)
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INTO THE WILD LIFE
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解説 - INTO THE WILD LIFE
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2015-07-24 23:35:55)

前作『THE STRANGE CASE OF・・・』の大ヒットを受けて、リズム重視、エフェクト処理やエレクトロニックな味付けを用いたアレンジの強化等、更に「今のアメリカで受ける音」方向へ踏み込んだ感のある'15年発表の3rdアルバム。
米HR/HMシーンの第一線で活躍する若手ロック・バンドのトップランナーとしては、実に手堅い次の一手であり、バンドの推進剤の役割を担うリジー・ヘイルストーム(Vo)のパンチの効いた歌唱を中心にスクラム組んだバンドのパフォーマンスからは、自信と実績に裏打ちされた貫禄がビンビンに漲る。間違いなく本作もアメリカで好評を博するに違いない、と思わせてくれる仕上がりです。
ただ反面、正統派HMテイストは大きく後退。メロディへの拘りが希薄になったことと併せて、ここ日本では評価が二分されそうな予感あり。例えば前2作の楽曲が、リジー嬢よりも実力の劣るシンガーが歌っても「歌はダメだけど曲は素晴らしい」との評価を得られたであろうキャッチーさを備えてたのに対し、今回の楽曲はリジー嬢専用フォーミュラといった趣き。彼女が歌ってこそ光るというか、彼女以外が歌ったら退屈に感じられるのでは?というか・・・。これを「サウンドの個性が磨かれた」とポジティブに評価するか、「普遍的なメロディの魅力が薄まった」とネガティブに捉えるかは、聴き手の判断に委ねたいところであります。
個人的には、名曲②で炸裂するような聴いてるだけで全身の血流が促進されてしまう、リジー嬢の絶唱がもっとアルバム全編で聴きたかったかな、と。



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