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ヘヴィメタル/ハードロック
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S
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日本
SOLITUDE
REACH FOR THE SKY
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Recent 50 Comments
1.
てかぷりお
★★★
(2015-06-23 15:06:07)
2015年作3rdアルバム
スピリチュアルビースト社長、杉内哲氏率いるヘヴィメタルバンドSOLITUDE 個人的にはJAF14のSATAN待ちの時、迫力のサウンドに興味が増し今回購入した次第です SKULL FISTの時は、早く終わってくれんかなーって感じでしたがね
さて初SOLITUDEアルバム、どうであったかというと、楽しんで聴いております てか杉内氏のダミ声のダミ度数ってこんな強かったっけ笑 ライヴで聴いた以上のダミ声のような気がして少し戸惑いましたが、これはこれで毒っ気があって中々カッコいい 頼んだカレーは想像以上にめちゃ辛かったけど、しっかりとした味で、しかも熟成してるから辛くてもスプーンが止まらない この汚い(いい意味で笑)声でMOTORHEAD/TANK型の猪突猛進ヘヴィメタルを歌えば間違いないのは当然として、3や8みたいな哀愁のメロディのある曲も歌ってしまうのが個人的にはツボでハマってます
少し残念なのが、ギターソロの時の音量と大内MAD氏のドラムの音質 前者は少し引っ込んでるような感じで、せっかくカッコいいフレーズ弾いているのだからもっとブーストして欲しかった ドラムは曲にもよるんだけどちょっと軽めのミックスが気になったんですけど、他に聴いた方はどうでしたか レコーディングには古い映画館に機材を持ち込んで臨場感ある音作りを目指したとライナーにはありますが、、、
ともあれ、ライヴで聴きたくなるような見たくなるような曲が多くて、私のメタルハートはさらに動かされました この辺のツボの抑え方はさすがだなと 日本一ピュアメタルなレーベルやってるだけある
9月のライヴ行ってみようかなー 最前線で槍を振るう大将をまたみたい!
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2.
HIGASHI
★★
(2015-07-05 21:10:52)
2015年発表の3rd。
凄く簡単に表現すると前作の方が好きだ。TANKやSENTENCEDを彷彿とさせる挽歌のようなタイプの曲を気に入っていたんだけど、本作にはその手の曲はない。
NWOBHM~スラッシュメタルへの過渡期の頃の音を忠実に表現してくれているのは、本当にストライクゾーンで嬉しいんだけど、何か足りない。何か旨い隠し味でも効いてると本当に愛聴盤に成りそうなだけに、残念な感じがするのだ。キラメキと言うか切れと言うか、その辺をもっと感じさせて欲しかったかな。
ただ、大好きな音楽形態だから次も期待してるんで、3年以内には新作をお願いします(笑)
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3.
火薬バカ一代
★★★
(2015-07-28 21:41:49)
デビューEPが'01年で1stアルバムが'09年と、作品のリリース・ペースがBOSTON級の気の長さを誇るSOLITUDE、'15年発表の2ndアルバム(と思ったら3rd扱いなの?)。しかし、これが長らく待った甲斐のある充実作に仕上がっているのですから、迂闊に文句は言えませんて。
前作完成後に加入し、今回がレコーディング作業初見参となる元ANTHEMの大内“MAD”貴雅(Ds)の存在がターボ燃料となったのか、本作はこれまで以上にスピーディ且つパワフルな方向へアクセルをベタ踏み。
拘りの詰まった強靭なサウンド・プロダクションを得て突っ走る、MOTORHEAD思わす好戦的な②、パワー・メタリックな肉厚さで迫り来る④、SOLITUDE版“WARNING ACTION!”とでも表したくなる⑥といったスピード・ナンバーの数々なぞ、スラッシュ・メタルを演っていたSACRIFICE時代も斯くやの獰猛さ。
それでいて後戻りした印象が皆無なのは、劇的にしてメロディックな③やインスト曲⑤を聴けば分かる通り、表現力を増した各パートがこれまで以上に「歌う」ようになっているせい。中でもヘヴィ・バラード調の⑧は、現在の彼らだからこそ成し得たエモーション迸る名曲っぷり。決して器用なタイプではないが(だからこそ)ヤサグレ男の哀愁を伝えるVoの熱唱や、泣きのGソロの剛速球が涙腺に沁みること沁みること・・・。
全8曲収録でランニング・タイムは40分台と、無駄なくタイトに引き締まった本編は体脂肪率0%。SACRIFICE時代からブレることなく一貫して追求し続けて来た、スラッシュ、NWOBHMの影響を取り込んだパワー・サウンドが、未だ前進の歩みを止めていないことを証明する1枚です。
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4.
失恋船長
★★★
(2015-07-31 21:14:46)
最近は幾度、年内にリリースされた新作の購入も無いしメジャー流通など自身の嗜好的に年に10枚あるか程度、ほぼかつての名品を探す日々が楽しくノスタルジーを満たす以上に新たなる発見と深まる知識に思いを馳せるのですが、歴戦の兵が集いし今作は即購入せざる得ませんでした。杉内哲、西田亨の両名はサクリファイス時代からの盟友故に盤石のソングライティングチームとしてバンドサウンドを礎を築き、本作ではこれまで以上にオーセンティックなHMの要素を投入。勿論、彼らの魅力たる、肉食獣が獲物を捕獲するが如き躍動感溢れる獰猛さも損なわれず、また瞬時に耳を惹きつけるキャッチーなフレーズと哀愁度も当然損なわれる事はない、この純度100%のHM/HRを体感させてくれるアレンジが眼前と広がる光景に熱いものがこみ上げてきましたね。ヘヴィメタルドラマーとして完全に復帰を果たしたMAD大内の麦踏ツーバスも炸裂、良くも悪くもマッドはこれなんだと言わしめる往年のキレが戻り、西田のバッキバキのゴッキゴキなアタック感の強いベースとの絡みもより盤石なものへと仕上げてバンドの推進力となり更なる高みへと押し上げています。その凄みは激烈に攻め込まれ肉汁滴るホルモ二ックな①で体感出来るし、モーターヘッドよろしくハードブロウな②へと小気味よく流れオープニングからメタル魂を鷲掴み、LIVEを体感しているような臨場感溢れるサウンドメイクも功を奏し高揚感を煽りまくります。その勢いは闘争心を掻き立てる④⑥にも顕著に表れるし、そして杉内の慟哭が胸をジンワリと焦がす⑧、重厚な構築美溢れるタイトルトラックの凄み、エモーショナルな⑤など剛柔兼ね備えた彼らの魅力を詰め込んだ楽曲なども盛り込み、贅肉を削ぎ落した全8曲に無駄は皆無、今の彼らの魅力をギュッと詰め込んだ名盤へと仕上げてきました。CRUCIFIED BARBARA等の仕事で知られるマグナス・アクセルソンのミキシングもあえて狙った温故知新なニュアンスを体感させる音に拘りを感じさせる辺りも憎いね。
ヘヴィメタルも細分化が進み、ちょっと違うタイプのメタルになると見向きもされない状況がある事を昨今は感じます。かつてメイデンもプリーストもメタリカもヨーロッパもモトリークルーもみんな、メタルと言えば通じ、好き嫌いはあれど認められ共通言語のようなものでした。今作のようなギミックなしの音で勝負している作品を前にすると本当に、小さい仕分けなどどうでも良いと思わずにはいられません。JAPANESE ASSAULT もマーヴェリックのとのツアーは生涯忘れられない経験となりました。アニソンばりの分かりやすい華やかさや、スピード感があったほうが今はウケがイイのかも知れませんが、今作のような作品がある意味THEヘヴィメタルと言われるんですが如何でしょうか?なくしてはいけない伝統芸能なんですよね。個人的にはもっとも愛すべき時代を超越した一枚となります。
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