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ALS LOZE WILLEN DWALEN
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解説 - ALS LOZE WILLEN DWALEN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2015-05-26 06:00:15)

2012年発表の2nd。
Self Mutilation Servicesより500枚限定でリリース。

もうイントロの、ノイジーなギターがアトモスフェリックなムードを醸し出し、そのままミッドテンポで悲壮感溢れる本編に雪崩れ込む展開からして、BURZUMへのリスペクトが感じられますよね。ただし、鬱ブラックであることは疑いないですが、BURZUMの深遠でダークな雰囲気というよりは、メロディにはポスト/シューゲイザー系のエモーショナルで儚げな、泣き要素が強い印象があります。

構成は割と大作主義ですが、ミニマルなだけでなく、リードギターによる琴線を掻き毟る事必至なメロディが大フィーチャーされていたり、なかなかにドラマティック。ただ、若干ミニマルな作りのせいか、パートによってはちょっと派手になりすぎないように意識してる感があるような…。個人的には、トレモロの海に溺れさせるような劇的なパートが凄く好きなので、全編そんな感じでも良かったのですが(笑)。

流石にSelf Mutilationから出てるだけあって、表現したいものがはっきりしている作品だと思います。こういう感情の篭もった作品が好きであれば共感できるかと。



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