2009年5月17日、徳間ジャパン/ジャパンレコーズよりリリースされた22ndアルバム。
2008年4月14日、ドラムの樋口が肝細胞癌治療のため休養。バンドは東名阪クラブクアトロツアーを行うため、闘病中の樋口の代打として手数王こと菅沼孝三が出演した。
樋口は10月、ホームページを通じて「生死をかけての大手術により、肝臓も半分以上摘出し、現在もなお、治療を行っています。まだ危険な状態を脱したわけではなく、今後の見通しも予断を許さない」「精神力と体力で、引き続き、この大病と闘っていく」と報告。
しかし、11月30日朝自宅で嘔吐して倒れているのを家族が発見、救急搬送されたが午前10時44分大阪市の病院で死去。49歳没。12月24には日東京・青山葬儀所にて樋口のファン葬を執り行い、ファン、関係者、有名人合わせて1300人以上が参列した。戒名は「宗誉楽音禅定門」。
樋口の訃報はファンのみならず、有名人や業界関係者にも衝撃を与え、親交のあった山本恭司や真矢、LEVIN、宮脇知史から、かつてBOØWY時代に同じビーイングに所属していた布袋寅泰や高橋まこと、学生時代にLAZYのファンだった奥井雅美、大林素子や、つるの剛士、平野啓一郎などの、様々なジャンルの著名人からもブログを通じて追悼のコメントを出し、海外でもFrankie Banali(Quiet Riot)やShawn Drover(Megadeth)、James Kottak(Scorpions)、Shane Gaalaas(B'zのサポート・ドラマー)らが追悼のコメントを寄せるほど、極めて大きな衝撃を与えた。
翌2009年2月14日、渋谷公会堂にて樋口宗孝追悼コンサートを行い、16日には高崎のブログにて元SABER TIGERの鈴木“アンパン”政行が樋口の後任ドラマーとして正式に加入することが発表される。
今作では他界した樋口宗孝の追悼を込めて、彼のドラムトラックを使用した。但し、「I WONDER」のみは鈴木政行がLOUDNESSとしての初参加作品である。
タイトルナンバーの「THE EVERLASTING」はLOUDNESSでは初となる高崎のリードボーカル。
Producer:LOUDNESS