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RéMINISCENCE
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解説 - RéMINISCENCE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-08-19 19:42:51)

2013年発表の2nd。

冒頭の、音が割れまくりのチャーチオルガンのSEで若干イヤな(?)予感が走りましたが、本編を聴いてその予感は的中。何なんだ、この暴力的な音像は!イヤフォンで聴くと、耳孔内に限界を超えた音の濁流をぶち込まれるかのような轟音。ULVERの3rdのような「耳に刺さる」系のノイジーさではなく、ノイジーながら「物量で攻めてくる」ような印象を受ける音。ノイジーなリフの音が膨らんで、常に割れる寸前になっているかのような感じ。

ただこの作品、他のポスト・シューゲイザーブラックと比較しても、トレモロによるメロディの美しさは群を抜いているように思うんですよね。バンド名にバソリー伯爵夫人の居城の名を冠している通り、中世の歴史をテーマにしているようですが、この悲壮感に溢れた美メロは見事にそれを体現してますね。一聴でリスナーを引き込めるだけの力のあるメロディを書けるセンスが、本当に素晴らしい。

最初は耳が破裂するような圧迫感を覚えた音質も、普段からRaw音質のブラックに親しんでいる聴き手であればすぐに馴染めてしまうだろうし、むしろこの美メロを引き立てていると思えばそんなに悪くないかもしれません。ディプレッシブ、ポスト・シューゲイザー系のブラックが好みで、ノイジーな音質が苦でなければ是非。かなり良いアルバムですよ。



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