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PERCUSSIMUS FOEDUS CUM MORTE (2012年)
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PERCUSSIMUS FOEDUS CUM MORTE
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解説 - PERCUSSIMUS FOEDUS CUM MORTE
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Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2014-08-07 22:22:44)

2013年発表の1st。

これは不思議な雰囲気のある作品ですね。
使っているパーツ自体は、メロディアスに楽曲を彩るトレモロリフ、ブラストビートを多用した苛烈極まりないリズム構成、歪み切ったがなりヴォーカルと、どこを切り取ってもブラックメタルでしかない…という感じで、トレモロのメロディが前面に出ており、ブラックとしてはメロウで聴きやすい路線の作風ですが…。

個人的にはこのアルバム、邪悪さよりも神秘性というか、語弊を恐れずに言えば「神聖さ」のようなものを感じるんですよね。メロディに他のブラックで聴かれるようなおどろおどろしさが希薄で、アトモスフェリックな感覚が強いからかもしれません。しかしアンビエント志向を持たず、時折DISSECTIONリスペクトと思しきパートすらある、バンド感の強い音というのがまた興味深いです。

おどろおどろしくはないけど、オカルティックな深遠さは感じられるという、ちょっと変わった雰囲気を持つ作品。クオリティも高いと思いますし、何より個性的なのが良いですね。



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