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THE CRIMSON SACRAMENT
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解説 - THE CRIMSON SACRAMENT
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-06-19 22:50:22)

2009年発表の2nd。

大もとにあるのは、DISSECTIONやWATAIN辺りを代表とする、ブラックの湿り気や宗教的な雰囲気、邪悪さや寒々しさなどを感じさせつつ、Rawさではなく構築性も感じさせるメロディック・ブラックだと思うんですが…それらのバンドの影響を踏まえつつ、楽曲のより多くの部分をメロディアスなトレモロで多い、更にメロウさを強調したような作風ですね。

このバンドの場合、メロディから感じるのは邪悪さや寒々しさよりも、神秘性や儚さなんですよね。敢えて聖歌を思わせるような、神聖さを感じさせるメロディを用いる事で逆説的にそれらを汚している感じでしょうか。メロブラではこの手のトレモロをクライマックスで用いたりする手法が多いですが、このバンドは全編通じてそんな感じ。ただ、メロいのは良いんですけど、個人的にはDISSECTIONやWATAINと比べると起伏が少ないかな…という印象も。贅沢な悩みですけど。

と言っても、プロダクション、リズム、ヴォーカル等基本的な要素はブラックの様式をがっつり踏襲しているので、決して半端な雰囲気ではありません。それでいてポストブラック勢以上にメロディアスなので、メロウ派はチェックしてみては。



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