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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2014-06-14 17:51:55)

2009年発表の3rd。

ドイツ産のエピック/アヴァンギャルドブラックとの事ですが、基本ブラストも交えたエクストリームな音作りながら、フォークやクラシックの影響の見えるキーボードが華やかに楽曲を彩りつつ、マイルドな男性クリーンヴォーカルも交え知的に展開していく作風は、スウェーデンのVINTERSORG辺りに近いでしょうか。あのバンドの、フォーク色薄め、プログレ色濃いめの時の作風と大分近い雰囲気があると思います。

特筆したいのはメロディの豊富さですね。バンド紹介で「エピック」の冠が付くだけあって、幻想的でドラマティックなメロディが中心ですが、楽曲によってはクラシックの交響曲の大団円のようなエンディングがあったり、ポストブラックのクライマックスの如く儚いトレモロとブラストを組み合わせたパートがあったり、かなり耳を惹く部分が多い印象。ただ、ギターが泣きメロを奏でるパートも多く、メタルとして地に足が着いた音作りがされており、過度にアヴァンな方向へは行っていない感じ。

VINTERSORG、SOLEFALD、SOURCE OF TIDEなどの、暴力性よりも知的さや構築性の高いバンドが好みな方にお勧め。派手なメロディもあり決して取っ付きづらい音という訳ではないと思います。



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