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SWEET SURRENDER
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1. 失恋船長 ★★★ (2014-04-24 16:59:00)

G.Voクリスティーナ・ニコルズとKeyのカレン・チャイルズの二人を前面に押し出したAOR系のHM/HRバンドが1992年にリリースしていた1st。これほどの作品が日の目を浴びずに消えていたとは時代が成せる悲劇としか言いようがないですね。全編に張り巡らされた哀愁とフックに満ち溢れたメロディとポップセンスが極上の洗練度をまとい練り上げられた名盤と言い切りますよ。やや唐突に終わるものも①からして凄い曲が飛び出しますからね、憂いを帯びたメロディと楽曲に奥行きを持たせるキーボードとこのバンドの魅力が如実になんたるかを物語る一曲に哀メロマニアなら一気に引き込まれるでしょう。またバラードからロックナンバーまで歌いこなすクリスティーナ嬢の巧みさが聴き手を魅了しますよ、語尾のビブラードの掛け方とか大好きですね。彼女の魅力的な歌声を前面にだし、嫌みのないキャッチネスさとメロディを際立たせたアレンジがアルバム全体を巧みにコントロールし甘さと辛さの調和を見事に果たしています。中盤にギターを前に出した曲を持ってきたセンスも聞かせ方を心得ている証拠これぞメロディアスHM/HRだと言わしめる極上のアレンジセンスに唸らされ最後まで一気に聞き通せますね。とにかくハードポップが好きな方は手に取ってほしいですね。ハートやヴィクセンといったメジャーどころと比肩する名盤でしょう。期待していない地方の居酒屋で、食べログ星4.9の店に偶然入ったような衝撃を受けましたね。ちょっとのハードさと甘さにほんのりと涙腺を刺激する哀愁が欲しくなったら、必ず手にする超愛聴盤です。


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