ほとんど誰も注目しない曲だが、RAM IT DOWNを理解する上でとても重要な曲だと思う。このアルバムは、原点回帰、シンプルさ、自分たちがやりたいものをやる、ということを打ち出したのだと思う。特に自分たちがやりたいものをやる、というのは現在(Demolitionが最新だという時点で)のJudasが最も失ったものだからね。 上記のことから、アルバム全体中途半端だと受け取られる事もある。そういう人にとっては、この曲は最たるものだろう。いや、取り上げられることすら無い。だけどもこの曲はシンプルだけどいい曲。こめられた怨念も半端じゃない。またギターソロにも非常に珍しくえらく速いフレーズが出てきたり、ラストでロブの声がハイトーンのまま長く伸びていくところもいい。個人的にはアルバム中最も好きな曲。
現在のツアーで、『Ram It Down』ツアー以来、久々にセットリストに入りましたが、巷では「?」のようです。 アルバムバージョンは、若干テンポが遅くて、皆さん抵抗あるのでは…。 『Ram It Down』ツアーのブートは、テンポアップしていて乗りもよく、ロブの歌唱も光っています。ラストのスクリームが聞き手に与える爽快感は格別です。ブリティッシュ然とした楽曲で、プリーストらしさが溢れていると思います。