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OF ENTROPY AND LIFE DENIAL (2006年)
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OF ENTROPY AND LIFE DENIAL
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解説 - OF ENTROPY AND LIFE DENIAL
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-03-20 22:22:00)

2006年発表の2nd。

全体的な雰囲気は「いかにも真性です」という黒さを放ってますが…NAGLFARやDISSECTIONが持つような、エクストリームメタルとしての真っ当なかっこよさと、DEATHSPELL OMEGAの3rdが放つ、コマーシャリズムからある程度の距離を置いた、アングラ・カルトな雰囲気を両立しているバランス感覚の良い音は、WATAINやONDSKAPTを引き合いに出して語りたくなりますね。

ヴォーカルの中音域でストレートに邪悪さをぶつけてくるがなり方も、WATAINのスタイルに似てると思う。
メロディにDEATHSPELL OMEGAを初めとした、フレンチブラック特有の毒々しい美しさが感じられるのも特徴で、それが曲のどす黒さをより引き立てていますね。漫画「アカギ」で、鷲巣の背後から物の怪たちが這い出してくるシーンがありましたが…これを聴いてると、ああいうグロテスクなシーンが浮かぶんですよね(笑)。

邪悪さの表現力、演奏のかっこよさ、メロディの毒性、ヴォーカルの禍々しさ…どの要素も安定してレベルが高く、凄く品質の良いアルバムなんですが…クオリティの高さの割にはマイナーなんですよね…。ごく真っ当に質が高くて、あんまり突っ込み所がないからだったりして(笑)。
WATAIN等同様、真っ当なエクストリームメタルファンが真性ブラックの恐怖を味わうには、かなり適した音源だと思います。



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