90年リリースの4thアルバム。彼らのアルバム中、最もスラッシーな音が聴ける。1曲目の「Pounding Nails (Into The Lid Of Your Coffin)」はスラッシュの名曲で、当時、伊藤政則のパワーロックトゥデイでもオンエアされた。また、このアルバムは、元SKID RAWのセバスチャン・バックもお気に入りだった。今作と次のミニアルバム「STRAIGHT RAZOR」で叩いているジョッシュ・シンダーのプレイが凄く、一気にバンドの演奏力が向上した。ギターリフは重厚感を前面に出し、ややメロディーが後退したのは残念だが、緊迫感溢れる演奏で、一気に聴かせる。一方でラップを取り入れたりと、彼らならではの変化球も健在。