08年発表の21th。 聴く前に想像した以上にはるかにテンションが高く、現役バリバリ感があり圧倒された一枚。オープニングナンバーの“Wake The Sleeper"なんてRIOTの“Narita"ばりの緊張感とスピード感で押し捲り、本当にビックリした。その後もどんどん70年代のハードロック色を強くしたようなナンバーが続き、本来ならカビ臭い感じがしそうなモノなのにそんな空気は全く無く、むしろ生き生きとしたエネルギーで満ち溢れており嬉しい限りである。 バーニーのVOは相変わらず正確なピッチを刻んでいるし、フィルの作曲面での貢献は絶大で、この二人の存在感は素晴らしい。たださすがにオリジナルメンバーのミックの存在感は別格で、ギタープレーの充実振りはよそ事を考えるような余裕を与えてくれず、真剣に聴き入ってしまう。 個人的には“Wake The Sleeper"、“Overload"、“Tears Of The World"、“What Kind Of God"がお気に入り。いや~恐れ入りました。
SEA OF LIGHTに匹敵する名盤だと思います。 冒頭のWake The Sleeperから3曲目のTears Of The Worldまでの序盤の流れは圧巻。 後半はWhat Kind Of Godというドラマティックなナンバーが一番の聴きどころです。 メンバーの平均年齢も還暦近いはずなのに、凄過ぎる。