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CRUCIFY HIM
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解説 - CRUCIFY HIM
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2007-11-21 22:57:00)

2001年発表の4曲入りEP。
デビュー作らしいですが、一枚目でこれだけのものを作り上げてしまうとは…。悪魔じみているというか、奇跡といっても過言ではないくらいの作品だと思うんですが…。

個人的な印象では、LUNAR AURORAの近作に似てる…と思ったんですが、それはメロディの神秘性以上にブラストに乗せるリフやキーに依る所が大きいのかもしれません。結構ブラストパート多めなんですが、それに乗るのが疾走感やブルータリティといったメタル的魅力を増幅させるようなリフ捌きよりも、ブラックメタル特有の神秘的だったり魔的だったりといった雰囲気を重視するようなリフやキーが多いのが特徴だと思います。

しかもその雰囲気は、適度にノイジーなギターやヴォーカルをやや遠めにしたプロダクション、バンドサウンドを包み込むキーボードなどの音質操作によって更に濃密になってます。しかしそれだけでなく、煽情度の非常に高い神秘的なメロディを大フィーチャーしたドラマティックな作風は、メタル視点で見ても十二分に魅力的だと思います。

メタル的魅力とブラック的魅力の匙加減がもの凄く絶妙で、とても一枚目とは思えません。アンチSatyrのロゴがあったりサンクストゥ:ノーワンとか書かれていたり、かなり過激な感じですが、それとは裏腹にメロディが素晴らしいのでブラックに理解があれば虜でしょう。

…べた褒めしてますが、このCDは正直買う必要はないと思います。「En Oria / Crucify Him」に全曲収録されてるので…。普通に知らなかったし。ただ銀ラメ入りのアートワークは綺麗なので、ファンなら持っておいても良いかも…?神秘的なトレモロリフやブラック的魔性の雰囲気といったキーワードに惹かれる方は必聴。

っていうか、実際にLUNAR AURORAとは繋がりあるんですね。買ってから知りました。




2. ブリザード ★★★ (2014-10-18 01:15:13)


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