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SHADOWS OF THE SUN (2007年)
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SHADOWS OF THE SUN
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解説 - SHADOWS OF THE SUN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2007-10-19 14:06:00)

2007年発表の9th。

アルバム毎に音楽性をガラっと変えるのがULVERの特徴でもありますが、今作の音楽性は浮遊感のある雰囲気に統一されており、前作の「Blinded by Blood」で見せた羊水に包まれるかのようなムードを更に押し進めた感じといえると思います。多くの曲ではドラムすら使われておらず、メタルどころかロック色も希薄な作風。

全体に曲調が統一されていて、エレクトロニカ要素もかなり含んでいるので、6th「Lycantrpoen Themes」とどこか似た雰囲気のアルバムとも言えるかもしれません。あのアルバムはほぼ完全に打ち込みでしたが、今作はGarmのヴォーカルを始め弦楽カルテットやトランペット、ギターなども入っていて、ムードを引き継ぎつつも有機的になった感じでしょうか。7曲目はBLACK SABBATHのカヴァーらしいですが、完全にアルバムの作風に馴染んでいて、とてもHR/HMアーティストの曲が原曲とは思えません。

また、前作ではファルセットを多用していたGarmのヴォーカルですが、今作ではほぼ囁くような低音で歌っており、これが実に色気があって作品のムードに良く合ってます。こういう低音でムーディに聴かせられるヴォーカルって貴重。ほんとうっとりします。

…個人的にはサンプリングを上手く用いて雰囲気たっぷりに聴かせる曲や、偏執・変態的なアヴァンギャルドメタルまで幅広く入っていた前作のが好みですが、聴いてて心地良いのはこっち。メタル離れしてからのULVERが好きならば買って損はないでしょう。




2. カルキ ★★ (2007-11-23 09:44:00)

なんと言うか
「逝け」ます(笑
「Vigil」でのGarmの昇華して行く美声にお花畑が見えました
ひたすら暗く美しく、寝ながら聴くには持ってこいのアルバムですが
若干物足りない気もしますね・・・

次は今作中の「All the Love」や「Perdition City」
の「No where/catastrophe」の様にシッカリと歌って
いる曲のみでアルバム作って欲しいなーっと思ったりしますが
まあ、間違った要求なのでしょうねえ



3. ★★ (2010-07-14 05:11:00)

脱ブラックしてからの作品たいして聴いてないんだけど、これは傑作。極めた。


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