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IN A FLESH AQUARIUM (2006年)
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IN A FLESH AQUARIUM
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解説 - IN A FLESH AQUARIUM
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. PaganHorde ★★ (2007-10-16 16:26:00)

2006年の2ndフルアルバム。
ミニを1枚挟んだとはいえ、1stから実に7年ぶりです。
個人的にプログレデスとかアヴァンギャルドブラックとかって好きなジャンルではあるものの、バンドによって好き嫌いが激しく、苦手なバンドの方が圧倒的に多いという困ったジャンルなのですが、このバンドは数少ない大好きなバンドの一つです。
これはまさしく音のおもちゃ箱って感じなのです。
全体としてはピアノやヴァイオリンを取り入れたシンフォニックなメタルなんですが、その中身はど変態メタルなんです。
ヴォーカルにしてもゴシック風味の女性Voが入ったり、女声・男声クワイアやら男性デス声、男性クリーンボーカル、エモ/ハードコアっぽい男性ボーカルと多彩です。
楽曲の展開もジャズをはじめとして様々な音楽要素が絡み合い、非常に複雑なんですが、全体を包み込むシンフォニックさがうまい具合にオブラートとなってすごく聴きやすいんですよ。
この手のジャンルでは「聴いてて疲れない」というのが私にとって気に入るか気に入らないかの分かれ目なのかも知れません。最近のテクニカルデスメタルやらカオティックコアやらはほぼ全部嫌いですし。
とにかくこれは試聴してみてくださいって感じですね。
マイスペでこのアルバムと以前に出たミニアルバムから数曲聴けますので、是非。




2. PaganHorde ★★ (2007-10-16 16:30:00)

ちなみにamazonではタイトルが間違って登録されているため、アルバム名で検索してもhitしませんが、amazonとかhmvで普通に買えます。



3. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-02-08 00:18:00)

2006年の2nd。
これの前に出たEP「We, Invaders」との二枚組も出てるみたいですね。

ブラックをベースに、ジャズ的なアンサンブルやアヴァンギャルドかつ目まぐるしい展開、インダストリアル要素等を取り入れた変態的メタルという事で、EPHEL DUATHの「Pain Nessecary to Know」辺りと通じる音楽性を持っていると思いますが、こっちは可憐な女性Voやマイルドな男性Voなどのゴシック的要素、ピアノやストリングスが重要なパートを担うクラシック要素がかなり強いところが大きな違いでしょうか。そのせいか、EPHEL DUATHよりも大分聴きやすい音楽性といえると思います。

1曲目「Chromatic Chimera」が前EPではピアノインストのアレンジ収録されている事が象徴的ですが、これだけ前衛的で複雑な展開をしながら、そういうアレンジにしても破綻をきたさない程にメロディに一貫性があるためか、聴いていてそれほど難解さゆえの聴きづらさみたいなものを感じません。曲によっては、女性Voの押韻でキャッチーにさえ聴こえるパートすらあります。…これだけ質が高ければ、変態系好きじゃない人でも行けるかも。

メタルの魅力って色々ありますが、中でも「ミュージシャンシップの高さ」や「異形性」というのは大きな位置を占めると思うんですよ…そういった意味で、このアルバムはブラックメタルとしてでもエクストリームメタルとしてでもなく、「メタルとして大名盤」と言い切って差し支えないと思います。ああ、彼等がBURRN!の表紙を飾ればいいのになぁ(笑)




4. 水ぶくれ ★★ (2008-08-07 21:18:00)

Unexpectはカナダの超変態プログレッシブメタルバンド。
本作は7年ぶりの2nd。
彼らのスタイルはとにかくやりたい放題。
2つのジャンルを足して2で割るような音、っていうのはよくあるバンド。
しかし彼らは足したあと2で割るようなそんな生半可なことはしません。
足しっぱなしです。
円盤に好きな音を詰められるだけ詰め込んでみましたと言ったところ。
それだけではなく9弦ベースを使ったりヴォーカル3人だったりと変態っぷりに輪をかけてます。
さらにメタルを枠さえも越えて、若干テクノからの影響も感じられます。
かなり個性が強いバンドであるため、好き嫌いが大きく分かれると思います。
興味本位で買うと後悔するかもしれません。
テクノですがAphex Twinが好きな人には気に入るかも。
ちなみに僕はとても気に入りました。



5. アゴ 勇 ★★ (2010-02-10 16:33:00)

これを最初に聴いた時は本当に驚愕した。
アヴァンギャルドメタルも、遂にここまで来たかと。
一体、何時に寝て、何を喰って、どういう精神状態で臨めばこういうアルバムが創れるのだろうか ?
知人に聴かせたら、「こんなのメタルじゃないだろ !」と門前払い。
いや、これもメタルでしょう。
ただ運転中にカーステで流せる代物じゃないし、家で部屋の窓開けてこれを聴いていたら、多分、通報されるんじゃないだろうか。
花柳幻舟の前衛舞踊のバックにこれを流したら、フィットしそうな音世界。
このバンドがBURRN!の表紙を飾ったら、10冊ぐらいまとめ買いしちゃうよ。
○UNEXPECT(KO 10秒)アゴ 勇●



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