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BLUE TEARS (1990年)
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BLUE TEARS
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解説 - BLUE TEARS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. サンデン ★★ (2007-06-12 12:24:00)

1990年発表。邦盤も同タイトルで出ました。グレッグ・ファルカーソン率いる四人組による1st。メロディアス・ハードど真ん中。
メイン・ソングライター、及びヴォーカル、ギターも彼によるもの。
このタイプのバンドが時代的に少々食傷気味になりかけていた頃にひっそりと現れ消えた。
ポップ&キャッチーな曲のオンパレード。よくもこれだけ分かりやすい楽曲を集めたな、というぐらい80年代ならヒットポテンシャルの高いナンバーばかりで、メジャーなバンドの名でシングルカットされてたら、きっとチャートを賑わせてたと思います。
プロダクションも高品質で演奏も堅実、未聴の方にはイメージを与えたくないのですが、全盛期のデフ・レパードにも匹敵するのでは?←わぁ、褒め過ぎ(笑)
実際ヴォーカルはジョー・エリオットやジョン・ボン・ジョヴィタイプで曲調には合ってます。
サウンド的にはデフ・レパードよりも明るく弾けた青春ハード・ロック・ソングが並び、当時のメンバーが今これをやれと言われたら気恥ずかしくて首を縦に振らないかも?!という事はハーレム・スキャーレムの1stにカラーが近いかも知れません。
分厚いコーラス、甘々なアメリカンなバラード、パーティ・ソング、何でもござれ。
廃盤なので手に入れにくいと思いますがこの手のものがお好きなら探す価値アリですぞ。



2. cozy_ima ★★ (2008-02-11 22:25:00)

ちまたにデフレパード的、BON JOVI的と言われる二流バンドが多くいる。
しかし、当時このバンドほど、それらの大物とタメをはり、かつ骨があり、
しっかりと聴かせてくれるバンドはいなかったかもしれない。
メインストリーム全盛期の最後の砦、とでもいうべき存在。
時代の波にもまれ、人知れず消えてしまった、まさに隠れた名盤である。
一昨年奇跡の再結成を果たすものの、この初期の快活さはない。




3. MACHINE HEART ★★ (2011-05-27 23:48:12)

このバンドを一番分かりやすく言うと、ずばり「DEF LEPPARDのVoがジョン・ボン・ジョヴィだったらこうなる」といったところです。
バンド名を掲げた”Blue Tears”とか”Love Bites”を狙ったのか?と言いたくなるほど確信的だし。
前半に自信曲とも言えるナンバーが集中している分、後半がちとインパクトに欠けますが、
1stにしてここまでメロハーファンのツボを付く曲を揃えているあたりなかなかの実力派とも言えるでしょう。
これでデビューがもう2、3年早かったらもう1枚くらいアルバムが出てたかもしれない。
ただ、最も言いたいのはダサいを通り越したジャケットの情けなさ。
(パッと見、よくCD屋の前でラックに入れられて売られているオールディーズの編集盤みたい)
ジャケットがこれで中身が高品質なメロハーなんだから、当時気にせず買っちゃった人はそのギャップに驚いたのではないでしょうか?
そんな大損要素を差し引いても内容は素晴らしいので、全盛期のメロハー好きの方はぜひチェックしてほしいです。




4. 失恋船長 ★★ (2022-03-19 13:23:11)

めでたく廉価版の発売が決まったアメリカンメロディアスロックバンドの1st。ジョン・ボン・ジョヴィ似のシンガーが、売れ線アメリカンロックのど真ん中を一切の寄り道もなく展開、あまりにもストレートな売れ線スタイルに恥ずかしくなります。
このバンドを聴いたのはグランジ全盛の92.3年でしたが、その時でもやり過ぎだと思いましたね。シンガーの声質が余計に類似性を浮き彫りにさせているのも気になるポイント。
ある程度、80年代的メインストリームに慣れ親しんだ方には少々味付けが濃いと感じるでしょうね。
逆に若い人には、この外連味のない産業ロックから新鮮さを感じるかと思います。また当時を懐かしみたいマニアにも需要がありそうですね。リリース当時よりも今の方が好意的な意見もありそうですが、拒絶もありますよ。
久しぶりに聴きましたが、7曲目で一旦停止したもんなぁ。優等生過ぎるぞ。



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