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Recent 50 Comments



1. cozy_ima ★★ (2007-02-24 23:00:00)

ギタリストのソロ的な作品。2004年リリース。
インストはなく、全て歌もので統一されている。
線の細いボーカルと、軽いスネアのドラムが鼻につくが、
このウォーミィーなギターセンスはかなり高い。
そして、メロディセンスも相当なものである。
2006年には、TAZ TAYLORなるスーパーギタリストが登場したが、
ソングライティング能力では、PAUL BONRUDのほうが一枚上手だ。
こういうウォーミィーなギターを奏でるギタリストは本当にすごい
と思う。
速いギタリストは星の数ほどいるが、エモーショナルなギタリストは
本当に少ない。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-01-17 00:39:30)

ミネソタ州セント・ポールに生まれ、音楽浸けの青春時代を送ったというポール・ボンラッド。GのみならずBとKeyもこなすマルチ・ミュージシャンたる彼氏が自らの名を冠して立ち上げたプロジェクトが、FRONTIER RECORDSを通じて'04年に発表したデビュー作。
80年代メロディック・ロックを愛し、かのキース・オルセンをミキシング・エンジニアとして招聘しているだけあって、本作に託されているのは(当然の如く)90年代的ヘヴィネス&ダークネスとは一切無縁、まるで炭酸飲料の如くシュワッとハジける喉越し爽やかなメロハー・サウンド。
若干ショボめのプロダクションをものともせず、溌剌と躍動するOPナンバー①、軽快に弾むポップ・チューン④、キャッチーなロックンロール⑩等に代表される、明るく健康的な雰囲気を振りまく楽曲群と、重厚なミッド・チューン②、物悲しい哀愁を醸し出すバラード③、シャープな切れ味を有する⑦、憂いを帯びて駆け抜ける⑧といった、欧州風味の翳りを湛えた楽曲の数々を交互に配置することで、鮮やかなグラデーションを獲得した本編は聴き手を一時たりとも飽きさせません。また後者のような哀愁系の楽曲においてもジメジメ感が後を引かず、爽快な後味を残す歯切れの良さも本作の大きな魅力。ハスキー・ボイスで熱唱する優れたシンガーの存在と、曲作りの腕前のみならず、ソロ・パートにおいてはメロディックにギターを歌わせるポールのギタリストとしての熟達ぶりも、アルバムのそうした個性を強力に推進させています。
こんな力作を3桁の値段で買えてしまう現状が、ありがたいような申し訳ないような…。



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