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IO COME IO (1972年)
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IO COME IO
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解説 - IO COME IO
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コメント・評価

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1. 野崎 ★★ (2007-01-22 20:59:00)

よく「ジャケットのメダルを復元」って評価見ます。本物のメダルがジャケに埋め込まれてるんですね。・・・って中身の感想は!?
と、とりあえず怒りを述べたところで説明。
72年の2nd。
前作に比べ、より複雑なリフや展開になりました。前作でもなかなか凝ってたんですが。
そして音が引き締まってます。すなわちヘヴィ・ロック→ヘヴィ・メタルに。ただ残念かな、重いのは当然「ロック」の方です。
太く歪んでいるものの、禍を招くような前作の腹に来るギターは無く
歩くごとに地面に、めり込むようなドラムも無い。シンバルなんて「銅鑼か!」って程うるさかった。
が、ベースです。確かに前作の沈み込む音も良かったが、ココでは「メタル」。
それはもうゴリゴリなわけです。しかもペキペキしてなく、かなり芯がズ太い。
自分の知りうるゴリゴリ系ベーシストの中でもトップですよトップ。
最初耳にしたときベースって分からなかったですもん。しばらくして「あ・・・ベースか」と。
なんだか不満が多いですが、あくまで楽器の音についての事で、曲自体には文句はありません。
このバンドにハズレ無しと断言します。
スリー・マン・アーミーがメロディアスなヘヴィ・メタルの元祖と言われますが、ならこっちは裏元祖でしょう。
キャッチーな要素がゼロなので聴くのが辛い人もいるでしょうが
ぜひとも雑誌などで、ヘヴィ・メタルの特集なぞを組むのなら隅にでもいいので
そっと置いておいてほしいもんです。日陰の華は美しいと言いますし・・・しかし28分は短いよなー(笑)。



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