2004年に突如復活を果たした叙情派アメリカンロックバンドがメロディ派には安心安全の名ブランドFrontiersよりリリースされた復帰作。リズム隊はL.A界隈における、必殺お助けコンビのチャック・ライトとケン・メアリーの二人と、1stでギターを弾いたレニー・コルドラが復帰と3名とも1stの『HOUSE OF LORDS』のメンバーに、そしてシンガーは勿論ジェイムズ・クリスチャンなのですが、肝心要のジェフリアの名前は見当たらず、作曲者クレジットにパット・トーピーが参加したりしていますが、叙情派アメリカン歌モノロックとは一線を画す結果となり、少々残念な気分を味わいます。 HOUSE OF LORDSというよりは、ジェイムスのソロと言ったニュアンスが強めで、その辺りに評価も大きく左右されそうですが、次作ではジェフリアの名前もあり、復帰への足がかりに繋がったとするならば価値ある作品だと思いますね。