05年発表の2nd。 前作からVo以外は全員JON OLIVA'S PAINに変わってしまったので心配していたが、サウンド的には前作の延長線上でクオリティも高くホッと安心の仕上がりになっている。 このバンドの真骨頂であるSENTENCEDや初期WHITESNAKEにも通じる荒涼とした虚無感漂う楽曲は、その歌詞も含めて相変らず圧倒的な存在感があるのが嬉しい。立ち上がりのWHITESNAKEの“Blindman"の現代版“In This Life"、これぞCⅡCな“Faces In The Dark"、タイトルトラック“The Middle Of Nowhere"、静かなラスト“Lost"の後半3曲は聴き応え十分!中盤にアメリカンタイプの曲が3曲揃っててここら辺りが新境地で新鮮な感じもする。 ちょっと残念なのはGのリフの元ネタが分かりすぎて、もっといいG居なかったのかなぁ~、ってとこだけかな。でもまあ余裕の合格点クリアでさすが!って出来です、満足ぞ。