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ヘヴィメタル/ハードロック
アーティスト分類-ジャンル
NWOBHM
|
W
WITCHFYNDE
STAGEFRIGHT
(1980年)
1.
Stagefright
(0)
2.
Doing the Right Thing
(3)
3.
Would Not Be Seen Dead in Heaven
(0)
4.
Wake Up Screaming
(0)
5.
Big Deal
(0)
6.
Moon Magic
(9)
7.
In the Stars
(3)
8.
Trick or Treat
(0)
9.
Madeleine
(0)
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Big Deal
, 6.
Moon Magic
, 7.
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, 8.
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, 9.
Madeleine
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
せーら
★★
(2005-10-28 21:27:00)
80年発表の2nd。
SABBATHチルドレン振りを全面に出した超へヴィーな1曲目「STAGEFRIGHT」にイキナリ驚かされますが、前作に比べ、結構取っ付き易くなりました。
まず、少しばかりスピードのある楽曲が増したことが、かたく閉ざされた廃墟に換気口が取り付けられたような清々しい効果をもたらしています。
スローな大作は一曲もありません。どれもコンパクト。
それから「MOON MAGIC」「占星術(IN THE STARS)」等、BOCの如くダークながらもキャッチーなメロを持つ楽曲の導入。前作にはなかったものです。
「MOON MAGIC」はNWOBHMの秀曲として個人的に一押し。
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2.
火薬バカ一代
★★★
(2021-02-08 23:29:37)
ANGEL WITCH、WITCHFINDER GENERALと共に「NWOBHMの3大WITCHバンド」なんて言われてたバーミンガム出身のWITCHFYNDEが、'80年にレコード店のオーナーが立ち上げたインディーズのRONDELET RECORDSから発表した2ndアルバム。
彼らの代表作といえば、雑誌等におけるNWOBHM特集の常連たる1st『GIVE 'EM THEM』(’80年)がつとに有名ですが、個人的には良さを理解するまでに随分と時間を要した『GIVE~』よりも、収録曲の間口が広がり、再生1回目にして「これ最高でしょ!」となった本作の方がWITCHFYNDE作品としては愛着度が高めという。
オカルティック/サタニックなイメージを前面に打ち出している割に、アルバム全体としてはオドロオドロしさの薄い、シンプルで飾り気のない70年代HR路線を志向している点はデビュー作同様ながら、OPナンバー①はBLACK SABBATHからの強烈な影響を伺わせる暗鬱に沈み込んでいくヘヴィ・チューンですし、続くブリティッシュHRならではのいぶし銀のGが泣かせる②、更にTHIN LIZZYの名曲“奴らは街へ”を彷彿とさせるロケンロール③へと繋がっていく冒頭3曲で、こちとら完全にハート鷲掴み。しかも中盤には抒情メロディがキャッチーに弾む⑥という絶品の名曲まで用意されているという隙のなさ。どこかエキゾチックな風情漂う2ndシングル曲の⑦やバラードに挑戦した⑨等も良い曲です。
名作との評判に誘われて1stを聴いてみたけどあんましピンと来なかったという方は、WITCHFYNDEに見切りをつける前に、是非とも本作もお試しい頂きたいなと。
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3.
失恋船長
★★★
(2021-02-26 16:49:32)
92年に我が国のみでCD化されたレア盤も存在するNWOBHMバンドの2nd。活動キャリアは70年代の中頃にはありポッと出の新人ではない、それだけにマテリアルもあったのかデビュー作の同年に間髪入れずに世に出している。
オープニングナンバーこそ、オカルト神秘主義をど真ん中で受け止めているサウンドを披露しているが、その要素は徐々に薄れ、③のような軽快なロックナンバーが始めれば、事前に聴いていた話と違うぞという事で戸惑いを覚える。
その要素は、マイナスに働いておらず、サタニズムな歌詞もあるのだろうが(日本人なので英語はわかりません。勿論訛りも何十年聴いてもわかりません)全般的には英国流儀に根差したロックサウンドを踏襲、前作の流れを受け止め幅を広げてきた印象も強く、ヘヴィでダークなオカルト神秘主義に傾倒することなくバランス感覚を用いているのが面白い。
他人からの伝聞なので確証はないのだが、このバンドデビュー時、ミュージックライフ誌のレビューで、リズムもメロディもないヘヴィなバンド、みたいな評価をされたり、悪魔的な紹介をされたと聴かされた。
そういうイメージを抱く人は多く、同じような意見を他所でも聴かされたが、個人的に、そう思ったことは一度もなく、英国的な情緒をふんだんに含み、恐怖を演出するような曲もあるグループだと思っている。
重ねるが、英語の歌詞を理解できないので、音そのもので判断すると、全然怖くはない。ダークな曲調も英国流儀だろうし、70年代のJP的なエッセンスの方が強いと思っている。確かにサバス的なアプローチもあることはあるが、その影響を表に分かりやすく出しているわけでもない。
何故、当時、悪魔だ徹底的なヘヴィネスを極めたと呼ばれたのかは疑問だが、そういう見地からいけば、今作は方向性を変え大胆に攻め込んだアルバムに映るだろう。
現代的な解釈でいけば、古典英国ロックの純然たる系譜に連なる一枚以外の何物でもない。
玉石混交、百花繚乱を極めたNWOBHMムーブメント、付和雷同することなく多様性を孕んだシーンを楽しんで欲しい。百鬼夜行の如き群れを成す、多くのバンドたちの夢の跡を辿るのも面白いですよ。
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