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ANTITHESIS OF LIGHT (2005年)
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ANTITHESIS OF LIGHT
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解説 - ANTITHESIS OF LIGHT
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2005-06-24 01:48:00)

アメリカ産真性フューネラルドゥーム。
元はELEGYというレーベルに在籍しており、特にこのレーベルはMAGUS、INCANTATION、JUDAS ISCARIOTなど濃厚なカルト色の強い異端バンドを輩出していたが、このバンドもそのひとつ。
トコトン暗く絶望的な音世界が上質な録音で聴ける。THERGOTHONやSKEPTICISMのような真性な暗黒世界で、とりあえずコレよりも暗い音楽は存在しない!と言いたいほどの暗さ。
ディープな悲しみと絶望に浸るには持ってこいのサウンドで、更に知的さが宿っているから素晴らしい。フューネラルドゥームのバンド群の中で間違いなく格上の存在だ。
序盤の曲にブラストが入っているが、何故かブラストなのにドゥーミー。濃厚な世界だからこそそう聴こえるのだろう。
ディレイを使用したピアノ、弦が擦れる音、冷たく響き渡る残響音など様々な工夫が凝らされている。ディープなデス声も最高。細部までコダワリを感じる本物の暗黒世界に敬意を表したい。




2. わっせろーい ★★ (2006-02-22 19:56:00)

フューネラル系の中ではかなり激しさを感じる。ブラストが入ってるというのもあるけどそれだけでなく一音一音が怖い。イーブルさが半端ない。悲しさよりも恐怖感に圧倒される。



3. カズチン ★★ (2006-04-02 20:22:00)

とてつもなく暗い、強烈な暗黒空間のフューネラルドゥームです。
イントロを抜かした1曲目にはブラストも使用されてますが、疾走感が一切感じられないのはさすが。
全体的にスゴイ絶望感に支配されてるような感じはこの手のマニアにはたまらない一品かと。
7曲中6曲が10分越えと、フューネラル系が聴けない人には拷問以外のなにものでもないが、好き者には最高。




4. ペレストロイカ ★★ (2006-06-13 08:32:00)

ジャケから音楽から何もかもが暗すぎです。
よくこんなの作ったな(褒め言葉です)。
なんか聴いていると沼にズブズブと沈んでいく感じがします。
そして最後は何も残らないみたいな。




5. netal ★★ (2016-04-29 00:03:21)

絶望感やメランコリックさはフューネラルドゥームにしてはそれほど無いが、代わりに憎悪や怨念が渦巻き、どす黒さが際立っている。
随所で聴ける淡々としたクリーンギターが出口の見えない洞窟を彷徨う不穏な心理を思わせる事を含め、聴いていて軽く恐怖すら感じる程である。
それが1曲目を除いた全曲で10分以上続くものだから、聴き通すのが多少辛いアルバムではあるが、
アルバムを支配する暗黒性に圧倒されるため、大きな欠点とは思っていない。
フューネラルドゥームの礎を築いたこのバンドの貫録を感じる良盤である。

気に入り度…82/100

おすすめ…Antithesis Of Light



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