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BLOOD INSIDE (2005年)
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BLOOD INSIDE
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解説 - BLOOD INSIDE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2005-06-13 18:15:00)

2005年6月12日年発表の8th(サントラ含む)。

今回のアルバムはサントラではないせいか、ULVER作品としては久しぶりにGarmのヴォーカルが聴けます。しかも全曲なので、Garmのヴォーカリストとしての能力に心酔していた私としては嬉しい限り。

音的には…これ、なんていうジャンルなんでしょう?
ピアノやシンセ、ストリングスなどが入っていてメロディアスですが、サンプリングやノイズもかなり入っていて、スタイル的には4th「Themes from~」を更に幻想的、重層的、そしてシュールににした感じでしょうか。それでいてメタル者らしいギターソロが入っていたり、ツインドラムで聞かせる曲もあったりするんですよね…。

特に後半の収録曲なんですが、時々出てくる妙に明るいメロディが、逆に何処かネジが外れているかのような狂気性を感じさせます。何と言うか、恐怖が余りに大きすぎて感情の針が振りきれてしまったかのような感覚を覚えました。

そしてそこに乗るGarmのヴォーカルですが、いつもながらセクシーで素晴らしい…(笑)。低音から高音のファルセットまでを実にムードたっぷりに聴かせてくれます。ただ今回は少しファルセットを使用しすぎのきらいも。

それにしてもULVERって、ほんとに進化が止まらないバンドですね…こういう音楽に貪欲なバンドって、リスナーに凄く刺激を与えてくれますよね。




2. WILK Ⅱ ★★ (2006-01-20 23:21:00)

メタルという範囲には収まりきらない音楽性ですね。
ジャンル分け不能。(私はインダストリアルと捉えてますが)
この作品からULVERを知りましたが、一番印象に残ったのはシンセの使い方。
他のバンドとは違った印象を受けましたね。凄く新鮮。
Garm氏のヴォーカルもこの浮遊サウンドに完全に嵌ってますね。
なんか凄く説明し辛い掴み所の無い音ですが、癖になる音です。
最近のメタルに飽きた人にはオススメ。世界観変わりますよ。(-)



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