AT THE GATES系の疾走デスラッシュ。 私は、AT THE GATESを含めこの系統はあまり好きではないのですが、HATESPHEREだけは別です。 煽情性豊かなリフが主体で、硬派なデスラッシュです。 全てのパートが文句無しに格好良く、高品質。 ドラムはブラストこそしませんが、爆走と言っても差し支えないでしょう。 前作と比べればこそ叙情メロディは減退したものの、 やはり煽情性には目を見張るものがあります。(個人的には前作の路線が好きでしたが・・・) デンマークのバンドはリフセンスの優れたバンドを輩出しますね。
個人的にデスラッシュにミドルテンポな曲は必要無いと思ってるんですが このバンドは聴かせるリフ作りなのでついつい聴き入ってしまいます。 今作はメロを抑えて重量感を増しているのにメロ重視の自分が問題なく聴けてしまうという不思議な作品。 国内盤はボートラで3曲収録されているんですがその内のBark At The Moonが至高のメロデスラッシュで思わず吹きました。 本編を凌駕する勢いと原曲を感じさせないアレンジセンスに脱帽しました。