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シンフォニック・ブラック
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東欧
NOKTURNAL MORTUM
NECHRIST
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Perun's Celestial Silver
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Night Before the Fight
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
Kamiko
★★
(2004-04-14 21:45:00)
ロシア産シンフォブラック。
顔面白塗りのインナージャケを見るとイロモノかと思ったが、民族楽器風の音が結構凝ってて、楽曲も妙に異国情緒を感じさせる異色作だった。
演奏もしっかりしててブラストもアリ。ダミ声ヴォーカルはかなりクセがあって個人的にはハマった。
ロシアンメタル、侮れません。
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2.
Usher-to-the-ETHER
★★
(2004-09-29 20:58:00)
99年発表の3rdアルバム。
本当に才能のあるアーティストは同じようなアルバムは作らない、みたいなジンクス(?)がありますが、シンフォニック・ブラックの超名盤だった2ndと比べるとかなり異なる音になっていますね。個人的には良い所と悪い所がはっきり分かれたように思います。
まず良い所は民族音楽的なメロディや楽器が増え、バンドとしてのオリジナリティが上がった事。曲によっては神社の縁日みたいに聴こえたりしますが(笑)、未開の民族による呪術を連想させる所もあり、笛による泣きメロありと聴いてて面白い展開をする曲が多いです。またヴォーカルもヤケクソ感が増し、より感情表現が上手くなった気がします。民族音楽パートに入ると巻き舌や「せいや!!」「ヘイにゃんにゃん」などめっちゃ印象的な掛け声を使っていて、最初聴いた時は唖然となってしまいました。
悪い所は…今作はシンフォニックな要素がないパートもかなり取り入れられていますが、ギターの音質がガビガビしていてフレーズの魅力を損ないがちなため、そういったパートがパッと聴く分にはちょっと凡庸に聞こえてしまうことでしょうか。音質に慣れて、良く聴けば充分かっこよく、脳内補正できれば超がつくほどのドラマ性を堪能出来はしますが。
民族音楽とブラックの融合を期待している人には間違いなく勧める事が出来ますが…シンフォニックブラックの名盤を期待している人は、まず2ndを買ってから購入を検討する事を勧めます。ちなみに2004年に再発された盤では、数曲がウクライナ語による物と差し替えられ、タイトルもそれに合わせて変更されているので購入の際はご注意を。
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3.
ちんちん丸
★★
(2004-11-24 23:50:00)
とっても謎めいたブラックメタルバンド、このバンドはなんといってもこの特徴的な民族音楽です。「イヤッホー!!ピ~ヒョロ~」みたいなとってもたのしそうなフレーズがあったり面白い作りにはなっていますがしかし万人に受けるとは思えません。好き嫌い分かれそうなのでお金に余裕があったら買ってみてください。あと鳥の泣き声がこれでもかと入っておりますw
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4.
・x・
★★
(2006-10-01 22:45:00)
シンフォ+民族+プリミティブをごちゃ混ぜにした感じですが、どれ1つとっても中途半端でないのが、この作品の凄いところです。完全に独自の世界が展開されていて、唯一無二の芸術にまで昇華しています。
2ndと併せてブラッカー必聴、特に普通のブラックは飽きたというあなたに絶対オススメです。
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5.
木札
★★
(2007-04-01 00:30:00)
シンセが沢山入ってるんですけど、音質によってきらびやかさが削られています。それは別に良くも悪くもない。ブラック・メタルの表面に付ける装飾が華麗で荘厳でなければならないなどと、誰も言ってないはずです。
民族的な楽器やコーラスがふんだんに盛り込まれていることが特徴的とはいえ、高く維持される緊張感と劇的な楽曲構成が、EMPEROR、DIMMU BORGIR、CRADLE OF FILTHなどのシンフォニック勢に全く引けを取っていません。5~8分と長めの曲ばかりですけど、それに耐えるものを作り上げていると思います。
シンフォ・ブラックにありがちな、安易な静動対比を用いない点が個人的に高ポイント。全編凄まじいテンションです。
シンフォニック・ブラックとしての価値は皆無に近いんですけど、ドラマティック・ブラックとしては最上級の完成度。
ただ、ギターが恐ろしく聴き取りにくい音像なので、初心者に薦めません。
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6.
たまねぎ
★★
(2007-12-01 13:51:00)
これは凄い。辺境?ブラックの大傑作だと思います。
荘厳なメロディを奏でるキーを主体としてトレモロやドラムのビートが一体となって押し寄せるシンフォ・ブラックだった2ndと比べると、大自然や民族的な情景を思い起こさせる要素が大幅に取り入れられていて大分違う音像になってます。叙情的になったと言うか・・・
しかし、全編通して非常にブルータリティ溢れる怒号の疾走は2ndから変わらず継承されていると思います。そしてこのアルバムが凄いと思うのは、個々の楽曲で見てもアルバムのトータルとして見ても時間が長めなんですが、全然だれることなく聴き続けられるものだということです。木札さんも仰ってますが、最後まで高く維持されるテンションと、何より楽曲の独自性がこのアルバムを名盤たらしめるものにしています。ほんとドラマティック・ブラックとして超一級品。
このバンド、センスというか才能有り過ぎ・・・
音質は2nd、そしてこの3rd共に若干荒めなんですけど、これが全然悪くなくて個人的には非常に聴き心地が良いです。疲れずにずっと聴ける要因はこの音質にも有るかな・・・と思ったり。
やはりブラックは底が知れないと思いました。とにかくこれは激オススメです。
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