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8186 LIVE (2001年)
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8186 LIVE
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解説 - 8186 LIVE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



3. CTS master ★★ (2004-03-18 19:29:00)

アメリカでも評価され,ノリに乗っている頃のライブアルバム.Euroboundsほどのテンションはないが,余裕の横綱相撲のような完成度の高いライブが聴ける.特に"Ares' Lament"は,このテイクがベストと思う.マーくんのベースソロをがんばってコピーしたのを思い出すなあ.楽曲も初期のベスト的選曲だし,Loudnessの全盛期を知るには最適だと思う.



9. 失恋船長 ★★★ (2021-12-26 15:30:12)

人生でもっとも聴いたライブアルバムである、ラウドネスの全盛期のステージを堪能できる強烈な2枚組。初期のナンバーから渡米後のサウンドまで、選曲に偏りはあれど完成度の高いプレイとライブならではのアレンジ、声も出ている二井原実先輩のパフォーマンスも堂に入ったものであり若さに似合わない貫禄のステージにアメリカでの武者修行の厳しさを感じ取る事が出来ましたね。
修羅場をくぐり鍛え抜かれたステージング、その火傷するほど熱きパフォーマンスをラウドネスという看板に相応しいレベルの高い演奏技術に酔わされました。
ハイテクニック、ハイパフォーマンス、ハイエナジーとまだ20代の若造なのに、ここまで自分たちのスタイルと音を持っていることは脅威である。やはり自らが築き上げたブランド、ジャパニーズメタルシーンの先駆者として道を切り開いた実績がものを言わせているのだろう、雷鳴の如きアームプレイから幕が開ける今作を聴き、思春期ど真ん中のワタクシは雷に打たれたような体験をしました。
背筋が痺れたラウドネスサウンド、ロックショックなんて何度聴いたかわかりません。クレイジードクターに熱狂し、ジェラルディーンみたいなポップな曲もあるのかいと驚き、そしてベースソロとドラムソロに耳を奪われシャドウズオブウォーで昇天、いかにもシングルなレットイットゴーもエエのよ、フェイストゥフェイスも燃えた、アレスの嘆きに涙し、インザミラーで燃え尽きましたよ。
タッカンの独壇場なソロタイム、そしてクレイジーナイトの登場で再び奮い立ち(二井原実先輩歌詞を覚えなさい)、スピードで再び天に召されましたが、三途の河原から引き返したくなるほど、今作は魅力的なステージと楽曲が収録されているので何度でもリピート再生したくなります、あのプレイはどうやっているんだ?高崎のギタープレイに魅了されまくりです、リフ作りも上手いしソロパートも圧巻だし、ギターヒーロー然とした佇まいにただただ羨望の眼差しを向けますよ。
生意気な若造だと音楽関係者から陰口を叩かれまくったと言われる高崎だが、これだけ独創的なニュアンスとタッチを操るのなら天狗になりますよ。いや、ヒーロー気取りの大天狗になって欲しいと思うくらいかっこよいです。
音で圧倒した貫禄のステージ、ベースソロではバッハのフレーズを持ちいりインテリジェンスな面も披露、マー君の華やかなステージングと相まって実に素晴らしいモノになっています。樋口ドラムもタイトで正確、一聴して彼と分かるドラミングは本当に素晴らしい。

今作を聴き、音が気取っているとか歌詞が聞き取れないと批評した評論家がいると、のち知ってウンコ漏らしそうになりました。ワタクシにはミキシングを担当したビル・フーリッシュがわざとらしいくらい、唄のパートを際立たせ歌詞がビンビンに響いているのですが、なんなんだろうねぇ?悪意しか感じない批評に首をかしげますが、日本人がメタルをやることを嫌う極端な思想の持ち主はいるので仕方がありませんけどね。

渡米後の彼らよりも初期のダークなブリティッシュロック系の方が好みでしたが、日本人がメジャーベースボールの世界で活躍する姿に興奮するように、ラウドネスの躍進と逞しく生まれ変わった姿にワタクシは、同じ日本人として誇らしく思います。
今のロックシーンを見渡しても20代でここまで完璧なステージを披露できるアーティストってどれだけいます?それだけでも凄い事なんですけどね。
楽器を始めた若い人にこそ聴いて欲しい一枚、プロってのはここまでやるのかという意味でも勉強になりますよ。



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