ちょっと「Kashmir」っぽい「Mind Like A Tree」、 Klausの歌い方の様々なヴァリエーションが楽しめる「Priscilla」、 ローファイな感じがクールな「10 Light Years Away」、 ピコピコでキャッチーな「To Be No.1」、 お約束のバラードの名曲「A Moment In A Million Years」、 スローテンポながらバラードにあらず、メロディアスな「Skywriter」、 Klausの低音ハモリを生かしたサビが面白い、横ノリシャッフル「Mysterious」、 となかなかいい曲入ってるんですが、人気ないですね(泣) まぁ、「Freshly Squeezed」みたいに「ちょっと他ジャンル意識しすぎだろ」って曲もありますし、 全体にやけに今風の感じが流れてますし、柴が2匹さんのおっしゃるように ストレートな曲がほとんどなく、ヒネリ満開ですし、 (「Aleyah」あたりはこのヒネリがなかなか面白いですが・・・) そこらへんがHR/HMファンとの壁になってしまっているんでしょうかねぇ。 でも、決して悪い作品ではないと思います。
私はScorpionsの「Love at First Sting」から聞きはじめた、いわゆる後期ファンです。 このアルバムは確かに異色ですが、私はかなり気に入っております。 Scorpionsらしさは薄いかもですが、何回も聞いているうちに、その「らしさ」も固まってくるように思えます。 特にWhat U Give U Get BackとDu bist so schmutzigは超お気に入りです!