某Shopで特売になっていたのと、某所で評判になっていまして、気になって掴みました。 柴が2匹さんの仰るとおり、素晴しいメロディーとコーラス、Voをはじめ逞しさの中にも泣きを内包した、とっても叙情的なサウンドです。Voはバーニ・ショウ(ex GRAND PRIX~STRATUS)で、泣きの部分はコリン・ピール(ex PRAYING MANTIS)を髣髴させてくれ、そのためか、UK産という先入観も手伝って、LIONHEARTやPRAYING MANTISに近い感触を感じます。所々に入るアコースティックサウンドも、厚いコーラスとの相乗効果で叙情性を盛り上げるのに効果的と感じます。 バンドは大大大ベテランですけど、90年代終盤に、過去のバンドとして扱うにはあまりに惜しい、素晴しい一枚を届けてくれています。Between Two Worldsで躍動感と高揚感に胸躍らせて、Questionで涙してください。本作を薦めてくれた友人には、感謝したいです。
SEA OF LIGHT以来3年ぶりとなるスタジオ録音。へヴィー且つソリッドな音と、質の高い楽曲群が好評だった前作に比較すれば若干地味な印象はあるが、やはりヒープは駄作を作らない。スピード感、ダイナミックさ、様式美、哀愁感がバランスよく盛り込まれ、魅力的な作品に仕上げている。カバー曲を含め、全ての楽曲が良く練られており、ベテランらしい落ち着きと、エネルギーを兼ね備えたバランスの良さが感じ取れる。彼らの才能は枯れる事がないのである。
相変わらず上手くアドリヴのスペースを作り出すトレヴァー・ボルダーのベースセンスに感服。素晴らしい。 ややアルバム全体が長く、もう少し何かを変えれば十分な出来になると思いました。 が、決して駄作ではありません。 BEST TUNE#Between Two Worlds ヒープは掴みの重要さをわかってます。