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DIFFERENT WORLD (1991年)
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DIFFERENT WORLD
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解説 - DIFFERENT WORLD
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-09 20:32:00)

現ラインナップ2枚めのスタジオ盤。
個人的には前作のウェットな雰囲気の方が好きでしたが、
いくぶんストレートな雰囲気を持つアルバム。
珍しく(?)ミック・ボックス師匠にしては早弾きをしたりなんかして元気なアルバムです。




2. 杉本 剛 ★★ (2008-03-20 22:20:00)

バーニー・ショウ(vo)、フィル・ランゾン(key)参加後2枚目のスタジオ録音。トレバー・ボルダー(b,vo)がプロデューサーを兼任した'91年の作品。全体的に軽めにアレンジされた印象で、コーラスも70年代の雰囲気はない。ミックのギターは前面に出ているが、フィルのキーボードは90年代アメリカン・ポップ&ロック的手法で、イギリス的な哀愁感は感じられない。ヒープらしくないと言えばそれまでだが、単純にベテラン・ハード・ロック・バンドとして、クオリティーを維持したと考えれば、不満は無いのかも。尚同年9月に、彼らは2度目の来日を果たしている。amazonでは"DIFFERENT WORLD"で探してね!



3. モブルールズ ★★ (2009-09-07 11:59:00)

僕は前作RAGING SILENCEをけっこう気に入った人間だ。つまりこのアメリカンな方向性を悪いとは思っていない。だが本作は・・・ 全ての曲が 悪くはないんだけど・・・というレベルに留まっている。まあ長いことやっていれば、いまいち良いアイデアが出ないという事もあるでしょう。



4. 火薬バカ一代 ★★ (2011-05-22 23:27:16)

'91年発表の17thにして、個人的に初めて購入したURIAH HEEPのアルバム。(我ながら、よりにもよって何でこれを最初に買う?って感じですが)
次作『SEA OF LIGHT』のように“AGAINST THE ODDS”クラスの名曲が収録されているわけじゃなく、また当時はパワー/スラッシュ・メタルに入れ込んでいた事もあり、本作に初めて触れた時は、ゆったりとしたテンポの楽曲が大半を占めるポップな作風に、「ヌルイ内容だなぁ」と余り良い印象を持った記憶がないのだけれど、URIAH HEEPに本格的にハマリ、「彼らのアルバムに駄作なし!」を旨とする現在では、当然このアルバムに対する評価も大きく異なる。
まぁ例えファンであっても、それなりに過保護な気持ちで接する必要がある作品なのは事実なれど、ミック・ボックスが速弾きの腕前を披露し、“勇者の血”なる邦題が付けられたOPナンバー①は、試作版“AGAINST THE ODDS”的な味わいも感じられる名曲だし、コーラスに子供合唱団が参加した美しくもポップな③、キャッチーなサビメロが秀逸な④、ミックの渋いGプレイが光る⑩辺りも、思わず「おっ」と耳惹かれる佳曲だ。
70年代の作品群のような緊張感やドラマ性は希薄だが、気の合った仲間達と演りたい音楽を演りたいように演ってる、リラックスした雰囲気が心地良い1枚。後半にもう1曲①みたいなハードな楽曲があれば、全体がもう少し締まったようにも思うが。




5. 失恋船長 ★★★ (2018-05-19 16:25:44)

バーニー・ショウ時代のGRAND PRIXは一番アメリカンな音に聴こえるが本質は一番ブリティシュな作りこみと言えるサウンドだった。感触はアメリカンでも味付けは完全に英国そのもの、そんな雰囲気をフィル・ランゾンとバーニーはHEEPに持ち込み、そのあり方を前作で提示していました。産業ロックと揶揄されるスタイルに接近、ピーター・ゴルビー時代とも違うソフトなサウンドへとシフトチェンジしたものだった。
そんな前作の軽めに作りを反省したのか、それとも90年代に突入した影響も出たのか、ミック・ボックスのいぶし銀のワウギターを聴かせてくれる①から、前作との違いを感じる事が出来た。ある意味、オーセンティックなスタイルになっただけとも言える地味目のサウンドは前作の方が、感触は良かったかも知れない。それでも、メンバー間の結束も強まったようなまとまりが音に表れており、ベテランならではの味がある。
やり過ぎた前作の反動とも言えるハードサウンド、カヴァー曲が多すぎただけだとも言える散漫さを解消した事が、今作を一本筋の通った作品へと押し上げているのも見逃せませんね。こんなものHEEPじゃないぞと、言われると反論のしようもありませんが、歴史を辿り、順を追って聴くと納得出来る作風である。そして実はある意味、前作よりも産業ロック的な匂いがしているのも面白いのだ。

それに彼は、これだけ長い歴史を持っているのに、過去の偉業をコスリ倒すような安易な手法に着手していないのも凄い事だっと思っている。路線変更しようななんだろうが、昔の名前で出ていますが一番キツイのでね。90年代に入り新たなるバンド活動への道を切り開いた一枚であろう。



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