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EQUATOR (1985年)
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EQUATOR
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解説 - EQUATOR
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-06 23:32:00)

前作がヒットしたのにも関わらず、レコード会社が倒産・・・。
つくづくついていないバンドでした。
しかし、内容は前作同様、メロディアス・キャッチャー路線。
前作のようにプッシュしたらそれなりのセールスは得たと思います。




2. モリコーネ ★★ (2004-11-13 18:23:00)

どっか寂しさ漂う、かび臭いブリティッシュの終焉を歌う、ピーターがもったいないな。



3. 杉本 剛 ★★ (2008-03-12 02:21:00)

ピーター・ゴ-ルビー(vo)が参加して3作目となる、'85年4月リリースの第17作。前作リリース直前にトレバー・ボルダー(b)が復帰。ハード・ポップ路線は変わっていないが、売れ線を狙ったプロデューサー&アレンジャーの人選ミスが、曲のよさを生かしきれなかった感がある。音質そのものに違和感が感じられるものの、やはり曲作りが丁寧な彼らだけに、楽曲そのもののクオリティーは落ちていない。ただ前作のようなパンチと臨場感のバランスの取れた音であれば、もっとよい作品に仕上がっただろう。これはバンドの責任ではなく、また当時の流行を多少なりとも意識せざるを得なかった事情も考えれば、十分合格点を与えられるアルバムだ。ただ本作を制作する過程で、彼らを取り巻く環境に恵まれなかっただけなのだ。



4. Acero Y Sangre ★★ (2010-08-10 15:49:00)

ピーター・ゴールビー、好きです。彼は今どうしてるんでしょうか?
彼の在籍時のアルバムでは、これが最高だと思います。
ハードポップ路線を極めた感じです。メロディアスな楽曲は今でも十分新鮮に楽しめると思います。本来のヒープらしさ、という点では弱いけど、高品質なメロハーです。




5. 火薬バカ一代 ★★ (2011-05-06 21:22:30)

URIAH HEEPに「4大ブリティッシュHRバンドとしての風格」を求める人が耳にした日にゃ、ダンサンブルなOPナンバー①が始まった途端、怒りに任せてCDなりLPなりを真っ二つに叩き割るか、フリスビーの如く窓から投擲したくなること請け合いの、'85年発表の16thアルバム。
前作『HEAD FIRST』も、外部ライターとの共作曲を積極登用したポップ寄りの作風だったが、今作では更にその路線が押し進められ、結果出来上がったのは、問題作とされる13th『征服者』が可愛く思えるぐらい、全編がJOURNEYばりのキラキラKeyとお洒落なコーラスに覆われ、AOR/産業ロック方向へと突き抜けたポップ・ロック・アルバム。
但し作り手に妙な迷いがない分、例えば高いヒット・ポテンシャルを感じさせるバラード③、哀愁を帯びたピート・ゴルビーの熱唱が劇的な曲展開を引き立てる⑤⑦、なぜか『宇宙戦艦ヤマト』を思い出した大仰なイントロから始まるハード・ロッキンな⑩等、「このアルバムはこういうもんだ」と割り切れば、素直に楽しめる秀曲が揃っている点は本作の美点。また、ミック・ボックスのギターもAOR/産業ロックとはかけ離れた、太く熱い音色で個性を主張しまくりですよ。
過ぎたるは及ばざるが如しで、コメントに困る楽曲もチラホラと見受けられ、URIAH HEEPのカタログの中でCD化はドン尻、オマケに近年実施された国内盤の紙ジャケ&リマスター化作業も見送られてしまった不遇の作品ながら、個人的には思いのほか楽しまさせて頂いた1枚。そもそも(前にも書いたような気がするが)URIAH HEEPのスタジオ・アルバムに駄作はないのです。




6. 失恋船長 ★★★ (2017-01-14 13:26:28)

テクノ調のビートサウンドで幕が開ける①のせいで個人的には印象の薄いアルバム。今回久しぶりに①を聴いたなぁと思うくらい、スキップさせて聴くアルバムです。ピーター。ゴールビーのパワフルな歌声がマッチしている②のハードロックサウンドに気を取り直し聴き進めるのですが、チョコチョコやりすぎなライトロックに手を出しており、なかなか名曲⑩まで辿りつかないアルバムとなっております。
とはいえアルバム一枚名曲ってのを探す方が困難で⑩のような威厳溢れるブリティッシュHM/HRやスケールの大きいロッカバラード⑦、陽性具合も丁度良いコーラスワークも映える⑨など捨てられない曲もあり、1985年という時代を見据えた一枚だったんだと思いますね。いい意味でも悪い意味でもベテラン臭と明るくなりきれない職人技過ぎる手慣れ感、ミック・ボックスのギターが熟練度の高いエモーショナルなギターで全編覆い尽くしているのが、そう感じさせるのかも知れませんね。
でも過去にしがみつき、チマチマとした曲作りを行わず時代にアジャストしつつも、自分たちのあり方を提示する姿勢は大いに買いですよ。



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