前作と比べてみると、『BLACK IN MIND』くらいの頃の疾走感とフックが少し復活し、そこに『WELCOME TO THE OTHER SIDE』にあった哀愁を混ぜたという印象。 『WAR OF WORLDS』のようにおなじみのパワーメタルチューンはもちろん、『SOUNDCHASER』『DEFENDERS OF THE ANCIENT LIFE』といった疾走曲が熱い! 『FLESH AND BLOOD』のようなバラード調の曲もあり、さらにアルバムのシメにはバッハのカヴァーまで入ってお得な内容。買ってきてからまだ3回くらいしか聴いてませんが、早くも僕の中でRAGE最高傑作になりそうな勢いです。 関係ないけど、ジャケット裏面のヴィクターの写真は、なんかヴァイキーに似てるような…(笑)
前作では、「END OF ALL DAYS」の頃から感じられていたそれまでの特異的なHMから普遍的HMの脱皮を確固たるものにした印象があったけど、個人的にはRAGEらしい突進力に欠けている感じがして、少し物足りなかった…。 しかし、今作は前作のようなキャッチーさの中にも、ストロングさが加わって文句無しの仕上がりになっています。 ヴィクターのGプレイはネオクラシカル系で、個人的に好きなタイプなんだけど、前作ではやり過ぎかなとも思えた(「YOU WANT IT, YOU'LL GET IT」を聴いたときに「RAGEがネオクラシカル?」みたいな印象を持った)けど、今作ではさらにエッジのきいたヘヴィなGサウンドになり、さらにそこに哀愁のメロディが絶妙にブレンドされて、いかにもRAGEらしい最高のGプレイをしていると思います。 しかし、なんでB!誌ではこんな凄いアルバムがクロスレビューされないんでしょうか…RAGE自体大ヴェテランだし、クロスレビューされた最後のアルバム「WELCOME TO THE OTHER SIDE」よりは間違いなく名盤だと思うんですけど… とにかく、今までの個人的RAGEの最高傑作=「THE MISSING LINK」を越えた最高傑作です!!
マジ化け物集まりすぎ。 I'm a human metal.yes.I am real,I'm human metal. こんなあほみたいな歌詞よく書けるなと思いますが、この最強トリオのRAGEだからこそ歌える歌詞だと思います。 ほんとこいつらヒューマンメタルでスよ。 自分はどれも好きですが、2,6,8,9,10が特に好きです。8,9,10の連続は やばすぎ。
前作「UNITY」で現在のアグレッシヴ型トリオRAGEが完全に復活した!!と思いきや今作ではRAGEの象徴であるモンスターをテーマにしてるだけに発売前から期待していたが実際聴いてみるともう失禁状態!!インストからかっこよすぎ!!2曲目WAR OF WORLDSが始まると容赦ないRAGEメタルが炸裂しまくってます!!この3人にしかできないケミストリーが最高にマッチしてる!!全曲名曲!!最高!!
キャッチーで凄く聴き易いアルバムってのが率直な感想です。でもヘヴィ&疾走を求めるならBLACK IN MINDかなと思います。 このアルバムも勿論良い疾走曲はありますが、BLACK IN MINDが余りに良すぎるのでどうしても比べてしまいます。 ハードルを上げ過ぎたのか自分の中では「可も無く不可も無く」って感じですね。曲のクオリティ&演奏は文句無しです。 とにかくギターが上手い!!メロディセンスが凄いです。クラシカルな早弾きに絶妙のタイミングで空間系の飛び道具やアーミングetc・・。 本当に良いギタリストと思います。そしてトリオでここまで完璧な音を出すRAGEに感服です。本当に良いバンドと思います。
WELCOME TO THE OTHER SIDEなどなかったように、パワーメタル路線に 戻ってる。シンプルかつソリッドな音は大歓迎ですよ。メロディと パワーのバランスは過去最高かも。ヴィクターは壮絶に上手いし、 (マンニ好きな俺もここは素直に認める)マイク・テラーナのドラム は凄まじくパワフル。ピーヴィーも無理な歌い方してないし、この3人 にはケミストリーを感じる。何より真っ当なメタル作品として素晴らしい。 今ならunityとの2枚組のお得なセット販売ありますよ。