DGMの4th。 一番感じたのは、前作よりもプログレッシブ感が増したのと、Voティッタ・タニの表現力アップ。 前作同様、大人風味も味わえ、大歓迎って感じでした。プログレ感が増したことにより、 メロディーの難解さというものもありますが、聞き込めばそれも心地良いです。 1.A Day Without the Sun 11.Waitin' For the Sunriseは一発で気に入ったし4.Invisible Rain あたりで進化したVoの実力が知れると思います。 あとディエゴのGuも前作同様、魅力たっぷりです。
2003年に発表されたDGMの4作目です。前作には所々にB級くささがありましたが、この「HIDDEN PLACE」は、グローバルスタンダードなテクニカルメタルが展開されております。ただ楽曲におけるドラマの作り方は、やはりイタリア人だな、とニヤリとしてしまいますが、サウンドそのものは国籍分けが不要な作りです。 オープニングナンバーの「A Day Without The Sun」は、まさに挨拶代わりのキラーチューンです。コンパクトかつスピーディーで、ここぞという時に入る展開の仕方が、ツボを突いてきます。 「Save Me」の印象的なメロディ、「Invisible Rain」の壮大な曲作りなど、これでもかと完成度の高い曲が並んでいます。 フィニッシングブローとなったのがラストの「Winter Breeze」です。 あまりの壮大さに8分19秒が瞬く間に過ぎてしまいます。気がつくと5回聞き返していました。泣き・叙情的・ドラマの三拍子揃ったこの曲は、前作の「Feeling Forever」と並ぶ名曲となりそうです。 日本盤ボーナス・トラックのライブ・テイク、これも彼らの凄い技をまざまざと見せてくれます。