『In The Mirror』のハードコード速弾きリフにハーモニクスの超有名イントロ! 『Show Me The Way』のドラマティックで疾走感溢れる3連リズム! 『Sleepless Night』のスライドリフに親しみやすいメロディー! 最後は『Speed』の高速道路でスピード違反して白バイに追ったくられる かっこいいイメージ(笑)で幕を閉じる。
みの吉和尚が最も輝いてるアルバム。 このアルバムが俺のラウドネス命が始まりました。 1st2ndもいい曲があるけど、アルバム的には魅力は 魔界典章より遥かに落ちます。 In The Mirrorのリフやソロでブレイクするときの樋口のドラム 魔界典章のイントロ、さびの部分のキャッチーさ。 テクニカルに走りすぎるのを抑えるためなのか みの吉和尚の歌詞はなぜか女心を歌い始めましたw
当時の国産HR/HMバンドは、1年にアルバム複数枚を発表する等、今の感覚からすると信じ難いほど性急な活動ペースを余儀なくされていた印象があって、当然、それに耐え切れず潰れてしまうバンドも数多く存在したわけですが、LOUDNESSが凄かったのはこれを逆に糧へと変えて、短期間の内に飛躍的な成長を成し遂げた点(しかもメンバー・チェンジもなしに)。その成長過程は発表されたアルバムにも、しかと刻印されています。 '83年発表の本3rdアルバムは、未だ“Mr. YSE MAN”のようなちょいプログレ風味の入った大作をこなしつつも、全体的にはサウンドをタイトにストレッチすることで、80年代型HM路線へとその軸足を移しつつあることが伝わってきます。(この試みは次作で結実)。 更にアグレッシブに、強靭に鍛え上げられた高崎晃のGプレイを前面に押し出し、切れ味鋭いGリフが楽曲を牽引する“IN THE MIRROR”“THE LAW OF DEVIL'S LAND”“SPEED”といったスピード・ナンバーの数々は、まさしくバンドの代表曲の名に相応しい存在感。 大仰な『魔界章典』なるタイトルが、決してコケ脅しには聴こえない力作と相成っております。