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紫色の表紙が妙に印象に残って全く知らずに購入してしまった一枚。
ちょいクサで聴きやすく、気に入ったので別のアルバムにも手を出してみたが
まるで別人のようになってしまっていて残念。

音質が足を引っ張ってるが、かなりの速攻性をもって聴き手をねじ伏せる好盤。
しかし、アルバム後半はだれてしまうかも。
前半のテンションが持続すれば、かなりの名盤になったかと。
メロディックなデスメタル。

いかにも北欧メロディック・デスっってサウンドですが、『眠れぬ夜の物語』って邦題も凄いですね。
比較的、評判も良いデビュー盤ですけど、ボドムっ子さんが書きこまれてるように、軽いというか、薄っぺらいプロダクションで、聴き易いんだろうけど、ある意味、その点が、ちょっとショボイ感が否めないかな!?北欧のバンドらしい叙情的なメロディには、ハッとさせられるとこが多々あったりするので、惜しい気がしてます。。

中古屋で950円で購入。並んでいたCDの中でも、帯に邦題が「眠れぬ夜の物語」と書いてあったので、なんとなく気になりました。
さて、その内容はかなり良。火薬バカ一代さんのおっしゃるように、ドラムは「スタスタ」って感じで、メロディも良いので、個人的には非常に大好きなタイプです。
俺の場合は近所の中古屋に転がってましたが、未聴の方は是非中古屋で探すことをおススメします。(Amazonで検索しても出て来なかったので)

音質にちょっと問題ありですが、楽曲の出来には文句のつけようがありません。
メロディがすばらしくいい。

幻想的なジャケット、邦題に惹かれますが、内容もそれに違わず素晴らしいです。北欧のバンドらしい叙情的でどこか暗いメロディーに、黎明期のメロデスを感じさせる雰囲気がまた堪らないですね。リフは結構アグレッシブですがセンスがいいですし、ヴァイオリン、女性ヴォーカル等も扇情的な要素として上手く使われています。真夜中にじっくり聴き浸っていたいアルバムですねー。次作では一気に攻撃力が増したソリッドなメロディックデスラッシュになりましたが、個人的にはやはりこの1stです。

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