ヴィニー・ヴィンセント(G)、マーク・スローター(Vo)、ディナ・ストラム(Ba)、ボビー・ロック(Ds)の4人からなる1988年の作品。2作め。前作では、ただただ、弾きまくっていたヴィニーも少し抑え気味にして、楽曲の良さを全面に押し出した傑作であると思う。ASHES TO ASHES、LOVE KILLS、LET FREEDOM ROCK、THAT TIME OF YEARなど名曲が多い。 余談だが、この作品無しに、SLAUGHTERの成功はなかったでしょうな。
マークの歌唱が投げやりでいまいち、ということで、長年敬遠していたが、 よく聴き込むと、6曲目以降、特に7曲目以降は、かなりの名曲が目白押しで あることに気がついた。 知名度の高いASHES TO ASHES、LOVE KILLSは、マークのハイトーンが板に ついていないため、全く曲としての魅力が感じられない。 アルバム後半は、スローターの傑作アルバムSTICK IT TO YAと比しても 遜色のない出来だ。