1984年、Devil's GameよりリリースされたEP。
Sodomは1981年、Tom Angelripper、Bloody Monster、Arius "Blasphemer"、Aggressorにより結成された。その後、Ariusは解雇され、Bloody Monsterの後任としてChris Witchhunterが加入。この間、2本のデモテープを制作。Aggressorの後任としてGrave Violator (Josef "Peppi" Dominik)が加入して、デビュー時のラインナップが揃う。
本来はフルアルバムとしてリリースするつもりであったが、レーベルがスタジオ代の支払いを拒否ししたため曲数を削ってのリリースに至った。
後にリリースされた『The Final Sign of Evil』は、本作収録曲全曲を再録し入れるはずだった未発表曲も新たにレコーディングしたものである。
現在では“first wave of black metal”の一つと考えられており、後のブラックメタルシーンへ与えた影響も大きい。
このEPからの曲は"Outbreak of Evil"と"Blasphemer"をはじめ、現在でもライヴで演奏される機会が多い。
ちなみに、Tomはレコーディング当時のことは「酔っぱらってたからよく覚えていない」らしい。
Producer:Wolfgang Eichholz