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鬼葬 (2002年)
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鬼葬
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解説 - 鬼葬

2002年1月30日、FIREWALL DIV.よりリリースされた3rd Album。
本作以降「脱ヴィジュアル系」路線の楽曲が目立つようになり、シングル曲を除きハードコア・メタルへと音楽性がシフトチェンジされていく。
初回盤のみ特殊仕様で、歌詞カードが2つ存在する。初回盤はジャケットが銀色で歌詞カードの部分は全てカラー描写で英語詞になっており、文字体まで楽曲によって変えているという徹底ぶり。通常盤はセピア描写で普通に歌詞が載っている。こちらはジャケットの色が白色。
アルバムタイトルに関しては「鬼が赤いイメージで、葬が青いイメージ。その二つが合わさった感じがした」ということを京が語っている。
『GAUZE』や『MACABRE』までの世界観とは違って、全体が外に向かうような、単純明快でライブを意識したものにしたかったとメンバーは語っている。
詞のほとんどがエログロや失恋系といった内容になっている。また「特に言いたいこともない」と京は語っている。
この作品からシングル「かすみ」まで初回盤は歌詞(歌詞カード)隠しがされている。


チャート最高順位
3位 (オリコン)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. N ★★ (2002-10-23 09:05:00)

昔からの音楽から脱皮しかけているアルバム。
初期印象は?だったが聴き込むとハマる。



2. ゆーし ★★ (2002-11-04 20:41:00)

海外のニューメタル勢の影響が強く表れ始めた、2002年発表の3rd。
ダウンチューニングを多用しているが、ギターの音量が小さ目で迫力不足。逆にドラムスがうるさい。
メロディもやや後退。京のシャウトも普通っぽくなった(これもニューメタル勢の影響か)。
などとマイナスな事ばかり書きましたが、それでも完成度と存在感はまだまだ凄いものがあります。力作です。




3. N ★★ (2002-11-05 23:15:00)

↑のゆーしさんの意見を否定する気は無いですが
自分はToshiyaのベースが力不足に感じました。
「GAUZE」や「MACABRE」の時のようなトリッキーなベースを弾くわけでもなく、(1曲目は別)
グルーヴ感溢れるルートを弾いてるわけでもない。
ビジュアル系ならもっと個性的な動きを、ニューメタルやるならもっと
ゴリゴリガキガキに弾きまくって欲しかった。
それと、日本語の歌詞カードがCDケースの間に隠されているという構造には
何か意味があるのだろうか?このことを知らないまま、中古屋に
売ってしまった人も多いのでは? Dir en greyはこんな意味の無いことは
直ちにやめたほうがイイ。
(2回目の書きこみでした)



4. 悠羅那 ★★ (2002-12-19 12:07:00)

全て持っています。Dirの曲は変化自在で歌詞が好きです。



5. ゆーし ★★ (2002-12-28 22:12:00)

今更ですが、レスのようなものを・・・
>ベース
自分は楽器をやらない人間なので、あまり専門的な事は分かりません。「言われてみればそうかも・・・?」という程度です(スミマセン)。
>日本語の歌詞カード
Nさんの書き込みを見るまでまったく気付きませんでした(滝汗)。
彼らはファンを突き放す事を楽しんでいるのかも・・・。




6. 白狐 ★★ (2003-03-18 07:11:00)

☆アルバムに入っていた解説とかぶってしまうけどそれを読む前にも感じたことなのでちょっと語りたいです。
彼らの曲を聴き続けてるうちに彼らの持つ『毒』に慣れていた自分に、
新たな『毒』、それも、自分には免疫抗体のない、進化に進化を遂げたウィルスのようなものを植えつけられた様でした。
構成もシャウト系とバラード系で占められているような感じがして少々聴きづらかったけど、次第に慣れました。
(その未知の衝撃から当分聴かずに放置していたんですよ~)
⑩を聴いて思ったのですが、Dirの可能性はまだまだ計り知れません。
彼らの織り成すバラードはYOSHIKIとはまた違った芸術性を秘めているのではないでしょうか?
Mステ初登場の時、番組の一発目から『残-ZAN-』だったのは衝撃的でしたね…視覚的にも精神的にも…
タモさんも『苦しいですね…』と言っていましたし…




7. 白狐 ★★ (2003-03-22 08:26:00)

☆余談を追加するようで申し訳ないのですが…
↑の歌詞カードの件については最初は気づきませんでしたね。
普通に入ってるほうは全英訳されてて、「何の嫌がらせだ!?」と思ってしまいましたし。
買って一ヶ月ほど後にはっ、と気が付きましたから…
それと、「彼らはファンを突き放す事を楽しんでいるのかも・・・。」という発言に
関してですけど、彼らは「付いてこれる奴だけ付いて来い!」「万人にウケようとする曲は創らん」と豪語してましたよ…。
それでも、僕は付いていきますけど…




8. z-zz ★★ (2003-12-01 03:12:00)

ダークですねぇ。
自分はジェラス、アイル、メジャーデビュー直後の曲を聴いて以来ディルを聴いておらず、
初体験アルバムは本作なのですが、ここまで凄い音楽性になってるとは知りませんでした。
正直言って好きな路線ではありませんが素晴らしいと思います。
歌詞カードの仕掛けは個人的には面白くていいと思いましたw
海外のJ-ROCKファンの中ではディルの人気は結構高いので(アマゾン等の通販サイトのレビューを見れば一目瞭然)、
彼らからすれば今回の英語詩はいいプレゼントになったでしょうw




9. KILLERQUEEN ★★ (2004-08-01 18:43:00)

正直、あまり聴いてないのですが、「ピンクキラー」、「EMBYRO」はかなり聴きました。
メロディーがあまりキャッチ-ではないが、その分深みが増した感じです。
あと歌詞が最高にキてる!




10. †FUNERAL† ★★ (2004-08-17 16:42:00)

「鴉」の歌詞はヤバイですね。
「ピンクキラー」凶悪過ぎ!
このアルバムから微妙に変化してきたように思いました。




11. しゅんぺ~ ★★ (2004-12-23 23:18:00)

ニューメタルからの影響が顕著になり始めた3枚目。
なんか明らかにメロディの質が落ちたようで残念です。
ニューメタルは好きだけど、別にDirがやる必要はないのでは・・?




12. ファッカー ★★ (2005-01-20 12:29:00)

グロい。"和"な雰囲気がツボです。
Dir en greyで一番好きなアルバムです。



13. sizuku ★★ (2005-03-16 16:52:00)

メロディアス系では"蟲"と"JESSICA"が良いです。
蟲は、凄く悲しさが伝わってきます。JESSICAはDirとしては非常に爽やか。
ヘビィ系では"ピンクキラー"など、ほとんどが良いです。
インストの"神葬"が、優美。綺麗です。
派手ではありませんが、ジャケットの絵と中身が合っていて、どこか和風です。
深みがありますね。渋い感じもあります。
京さんの表現力は凄いですね。曲に合わせて様々な唄い方が出来る人です・・・。




14. N男 ★★ (2005-05-05 14:54:00)

2002年発表の3rd Album。
当時は一番彼らの作品でマトモだと思ってた。
ご丁寧に歌詞も英訳して、サウンドも洋楽っぽくなり、路線が明らかに変わっている。
でも歌詞みたら変態度マックス(笑)
後半のミドルテンポの雰囲気結構好きだけど。
オススメは①、④、⑬、⑭、⑮です、スピードナンバーは凄まじい突進力でぶっ飛んでます!!


89点。




15. kamito ★★ (2005-05-21 23:07:00)

DIR EN GREYでは一番危険な感じ。てゆーか怪しい。
サウンドはニューメタルに傾いてきただけなんだけど歌詞もアレだし、曲も哀しいし歌詞も変態。
後半、JESSICAというDir en greyで最も素晴らしい曲の一つであり、珍しく爽やかな曲が出てきます。
おお、最後は爽やかに終わるのか!!って思ったら、最後はピンクキラー・・・。そして儚く美しい神葬で幕を閉じる。
曲なら神葬が一番好きかも。鴉もいい



16. メタル伝道師 ★★ (2005-06-18 14:32:00)

3rd。
歌詞、ボーカル共にグロさMAX
もはや完全に聞く人を選ぶアルバムになった。
2ndよりもさらにディープな曲が中心です。
このアルバムでの京のボーカルはかなりキテます(笑




17. マリリンマンソン ★★ (2005-09-25 17:01:00)

音が薄っすらとしてる印象。
いまいち完成度は低いが、ピンクキラーが良いのでまあまあの作品。



18. Grey Cat ★★ (2005-10-14 20:29:00)

Dir en greyを好きになるきっかけとなったアルバム。
ZOMBOIDはかなりツボにはまりました。トランスップレイ♪って・・・・。
ファンはかなりふるいにかけられたでしょう。ついて来れるヤツだけついてこい!っていうのがよく分かります。



19. そば入りほうじ茶 ★★ (2005-10-18 00:16:00)

Jessicaが何故このアルバムにあるんだろう?っていうぐらいディープなアルバム。
精神的に追い詰められてる人が聴いた場合、死んじゃう人もいるだろうね。救われる人も多いと思うけど。
Jessicaで何かを見いだして生きてほしいですw
24個シリンダー、Undecided、Bottom of the death valleyとか好き。
鬼眼もいい。シングルのFilthもこのアルバムに合ってる。
個人的に聴く機会が多いアルバムではないけど、なんかたまに思い出したように聴いてます。



21. おかぴ ★★ (2006-10-14 23:25:00)

「和」、と言っても昭和~現代の繁華街のイメージが強いと思います。
そう思ってしまうのは恐らくZOMBOIDのせいでしょうw



22. RioT ★★ (2006-11-18 07:36:00)

何気にこれ一番好きな人も多いみたいね。
ニューメタルとコッテコテのV系が違和感無く混ざってて面白いアルバム。
インストもあるし。




23. k.s.m.2 ★★ (2007-01-15 21:03:00)

英詞と本ブックレットのケース裏収納、という仕様はなくなった
んですね。余程クレームが多かったんだろうか。

信者の多そうなバンドにこういうことを書くのは怖いのですが。
BURRN!のコラムに登場したこともあったから、ファン以外も聴く
んだよ、ということでお許しを。
音色について。Drと電子音ちっくなG(?)が目立つ割にvo(見事に
ヴィジュアル系な歌声やシャウトの怖さが無くなったせいで、
パワー不足に感じられるが。歌メロが時に手抜きに聴こえるし)は
引っ込み気味、と、X-JAPANの『DAHLIA』のような煮え切らなさが
あるように思います。
歌詞にしても、CARCASS辺りに慣れていれば、日本人の猟奇的
風景はこういうものか、という味はあるものの、特段激しくは
感じられない。別にエロくないですし(下ネタ多いですが)。
見事にV系の形式にのっとった(「残」がそうかはともかく)
『GAUZE+』や、ヘヴィ系としての形を定めた『VULGAR』と
比べると、過渡期故の独特のカラーを見ることはできるもの
の、アピールすべき点の少ないコレクターズ・アイテムかと。




24. うへ ★★ (2007-02-07 13:13:00)

ファンの間ではかなり不満がある作品
アルバムの完成度をとってみれば完成度は低いのですが
この試行錯誤のアルバムは結構好きですね。
次作への、へヴィ路線への方向転換と前作が混ざってごちゃついた感じです。
音的にはうっすらしていて、あまり好きな方はいらっしゃらないと思うのですが
普段ブラックメタル聴く自分としては、好きな音です。笑



25. 背徳ノ翼 ★★ (2007-06-26 01:14:00)

彼らの中では一番エログロな内容の作品だと思います。音がよりヘヴィになってカッコイイと思います。京さんのシャウトもより凶暴になったと感じるし。ちょっと今までとは違った一面も見られますが、個人的にはかなり良いと感じた作品でした。



26. 松尾芭しょんぼり ★★ (2009-01-29 18:50:00)

個人的にオススメできる曲
・鬼眼-kigan-
・ZOMBOID
・鴉-karasu-
・ピンクキラー
ですかね。
GAUZEと比べるようなアルバムでもなく、VULGARと比べても分かりづらく、
MACABREとも比べられない"独立した"アルバムですね。
全てのアルバムを聴いた後にこのアルバムを初めて聴くとけっこうびびるw



27. 紗葵 ★★ (2009-03-07 15:35:00)

2002年発表の3rdアルバム。
前作「MACABRE」の路線とは正反対のアルバムになってます。
収録曲は、アグレッシプかつ猟奇的な曲と、ダークで陰鬱な曲とに分かれる…か?
(JESSICAが唯一の「光」といっても過言ではないかも。笑)
それゆえに、聴く人を非常に選ぶアルバムだと思います。
ギターやベースが迫力不足で、逆にドラムがうるさく、ボーカルもヴィジュアル系特有の不気味さが薄くなったので物足りない等、不満点はたくさんあったのですが、
1曲1曲を聴いてみたら、格好良い曲がそろっていることに気付きました。
「鬼眼-kigan-」「鴉-karasu-」「ピンクキラー」等のシャウトは、今聴いても格好良いですね。
個人的には「ピンクキラー」の後の「神葬」が、すごくしんみりとしていて好きです。



28. 「アメリカの首都は?」「江ノ島。」 ★★ (2010-07-29 15:48:00)

和風系のやつが多いですね。
「鬼眼-KIGAN-」心眼妄想!!卵管暴走!!排卵反応!!思わず叫びたくなる曲
「FILTH」下ネタなのに糞ほどポップ「マリネサワー」の声が個人的に良い
「The Domestic Fucker Family」疾走感!(笑)
「JESSICA」70~80年代風パンク。歌詞が良い。なぜか最後らへんで泣けた(笑)
「ピンクキラー」後ほど曲のほうで言います。
「神葬」ライブが終わって帰る頃に聴きたい。まあゲームのエンディングっぽい感じ



29. 枯林 ★★ (2011-03-08 02:08:50)

2002年発売のこの時点で最高の作品と思います
全体的に暗く重い和の雰囲気が良い
この後洋楽的な色合いが強くなっていくので貴重なアルバムだと思います

先行シングルの3曲は、3曲とも全く違った色の曲なのが面白い
ある意味デビューの3枚同時発売シングルに似てるかも

とにかくEmbryoにはビビッた
アルバムと歌詞が違うとは言えこんな曲シングルで出すバンドあるか?
最高です


あと、私が初めてリアルタイムで買ったディルのアルバム
あの時は「私は後追いファンだな」と思っていましたが、今ではファン暦9年目…
もう立派なファンですね、多分




30. Arsenal / Gunners ★★★ (2012-10-31 20:45:40)

中だるみする内容ですが、明るめの曲やメローな曲などバラエティに跳んだアルバム 分かりやすい作風で、複雑極まりない曲はこの後からですね 京の歌声もインパクト満載



31. 名無し ★★★ (2013-01-20 23:54:24)

個人的にはDirの最高傑作
オルタナ系ロックやポストロック等の非ヴィジュアル系要素が強いアルバムなので
V系ファン受けはしないのかも知れないが
ソッチ系に馴染みが薄い自分逆にはハマった。

誤解を恐れずに言えばDirの作品群の中でもっとも「ロキノン系」に接近した作風



32. 音楽大好き過ぎて困る男 ★★ (2013-12-28 18:06:10)

悲壮感溢れ、その中に繊細な表現が著しいアルバム、、、、
だが多少エロい曲がありますのでこの辺はご注意を、
まあ多種多様 千差万別な作品だと私は思います。



33. 名無し ★★ (2016-11-11 22:46:51)

ピンクキラーが最後に雰囲気ぶち壊してますね



34. NUKOBIN ★★ (2020-09-13 12:03:35)

明らかにライブで映えるような曲を集めたようなアルバム。正直言うと、DIRのアルバムの中では聞かない部類に入ってくる。個人的には、歌詞の過激さ、統一感の無さが原因であまり聞かなくなっているのだと思う。特に前者が強かったからだろう。好みが分かれるだろうな。でも、ささやくような低音の平メロから、叫ぶようなサビの切り替えが凄い絶望感マックスのバラード「蟲-mushi-」、徹頭徹尾暴走する「ピンクキラー」はかなりいいと思った。


発言

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