1997年7月25日、フリーウィル(イーストウエスト・ジャパン)よりリリースされたインディーズミニアルバム。
1996年に結成された事実上DIR EN GREYの前身であるLa:Sadie's(Toshiya以外の4人のメンバーが在籍)は、1年の活動期間を経て「あくまで再結成する気はなく」解散。その後再び京、薫、Die、Shinyaの4人が集まり、新たにToshiyaを加え「人間の弱さ、あさはかさ、エゴが原因で引き起こす現象により、人々が受ける様々な心の痛みを世に広める」という意志の元、Dir en greyは1997年2月に大阪で結成された。
その後すぐにCOLORのボーカリストDYNAMITE TOMMYに見出され、TOMMYとイーストウエスト・ジャパンが運営する「ソルフィンステレ」よりインディーズデビューすることに。
本作はDir en greyとして発売された初の音源である。「霧と繭」はもとは「惨劇の夜」という楽曲であったが、「歌詞が残酷だ」というレコード会社のクレームにより、タイトルと歌詞を変更しての収録となった。
また、ギターソロも若干のリアレンジがなされている。しかし、その後のライヴでは「霧と繭」ではなく「惨劇の夜」が演奏されている。
CDの製作〜流通、コンサートの運営などに関してはフリーウィルと契約して以降はDYNAMITE TOMMYが統括している。
販売元がワーナー、ソニー、フリーウィルと変わっておりワーナー販売分だけ品番が異なる。