1999年7月28日、イーストウエスト・ジャパンよりリリースされた1stアルバム。
結成後急速に人気を獲得していたDie en greyは、インディーズでありながらオリコンのシングル・チャート上位に連続で作品を送り込む。1998年発表の「-I'll-」は最高7位を記録し、インディーズ史上最高記録(当時)を樹立。さらに同年11月にはメジャー・デビューを前にインディーズ初の日本武道館公演を実現した。また、結成からわずか1年9ヶ月であり結成からの史上最速武道館記録となる。
そして1999年1月、X JAPANのYOSHIKIをプロデュースに迎え「アクロの丘」「残-ZAN-」「ゆらめき」 のシングル3枚同時発売でメジャーデビューを果たし、すべてがオリコン・チャートのトップ10へランクインする。同月テレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演し「残-ZAN-」を演奏。しかしゴールデンタイムにも関わらず過激な選曲・演出だったことから、放送後に視聴者(特に子供を持つ主婦など)から苦情が多数寄せられた。同年の「Cage」「予感」で出演して以降、同番組には出演していない。
このような流れを受けて制作された本作は、Dir en grey史上最大のセールス(21.6万枚)を記録した。YOSHIKIプロデュースによるシングル曲は比較的ポップな作風が多かったが、アルバムの新曲はセルフプロデュースによる作品であり、なるべくシングルからの予想を覆すような雰囲気に、という思惑があったとのこと。
初回盤のみ特殊仕様で、イメージブックなども入っていた。また歌詞カードには数行の歌詞が付随されている。
インストゥルメンタル曲含め、全ての曲にPVが存在している。映像作品『GAUZE-62045-』で見ることが出来る。
チャート最高順位
5位 (オリコン)
Recorded:Warner Music Recording Studio, Greenbird Studio, One Voice Komazawa Recording Studios, Epicurus Studio, Tokyo Bay Studio, Victor Studio (1, 2, 4, 5, 7, 8, 10, 13)
One on One Recording North L.A. (3, 6, 9, 11, 12)
Producer:Dir en grey (1, 2, 4, 5, 7, 8, 10, 13), Yoshiki (3, 6, 9, 11, 12)