00年発表の元STRPERのマイケルスウィートのソロ作品。 ソロアルバムの場合はバンドの枠に捉われない分自由な面もあるが、旧バンドのファンからすると散漫な印象に終わる危険もある諸刃の剣といった一面がどうしてもついてまわる。この作品もどちらかというと焦点が絞りきれずにイマイチ煮え切らない、という印象を僕は持っている。妙に今風のダークな雰囲気の曲など彼に似合うはずもなく、こんな曲を収録する必要はなかった、と感じる。むしろ“Lift My Head"、“Stone"のような昔から彼がやっていた曲の方が結局長持ちして、今でもよく聴く結果になってしまっているのはちょっと残念。できれば彼にはもう一度STRPER再結成に向けて欲しいんですけどね、無理なお願いなのでしょうか・・・