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THE CRIMSON IDOL (1992年)
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THE CRIMSON IDOL
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解説 - THE CRIMSON IDOL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. こうじ ★★ (2002-09-28 20:36:00)

ワスプって人気無いんだなあ~
見た目と音楽性にギャップがあるからか?このアルバムは、そんなギャップが最もあるであろう作品。
もう、そこらの叙情派が尻尾を巻いて逃げ出す程の泣けるメロディ満載、いわゆる正統派メタル作品に
仕上がっている。
ブラッキーのヴォーカルは、メロデスにも通じる慟哭を撒き散らし、音数の多いドラムが
緊張感を煽る。コンセプトアルバムの隠れた名盤だ。




2. m.c.A.K. ★★ (2002-10-21 15:07:00)

うわっ!ホンマや!書き込み少なっっっ!
かくゆう私も特別WASPに思い入れがある訳じゃないけど、このアルバムは今でも良く聴く。
ギターを抱えた語り部と化したブラッキーローレスが、激しく悲しく時に優しくジョナサンと言うミュージシャンの顛末を綴ってゆく。
以前より垣間見られた正統派ブリティッシュHMからの影響を更に推し進め、コンセプトアルバムと言う形で見事に昇華させた。各曲メロディ重視で演奏もタイト。
個人的には、音か余り良くないのとドラムのおかずがワンパターンなのが気になるかな。




3. 空飛ぶ鍛冶屋 ★★ (2003-06-04 17:27:00)

ブラッキーの歌い方が何となくいいです。ストーリーはまあよくある話ですが楽曲は良かったです。アコギのジャンジャカ加減もいいです。でもドラムのワンパターンぶりはやっぱり気になりますね。



4. m!!!!! ★★ (2003-06-09 18:42:00)

なんだか、だんだんとはまりそうな予感のするアルバムだと思った。
聴けば聴くほど気になる。



5. ENK ★★ (2003-06-27 10:30:00)

もう少し音が良ければ通勤のお供として聴くことも考えたんですが・・・惜しい!



6. DC ★★ (2003-09-26 23:28:00)

ジャケットがかなりカッコいい。内容もジャケットの印象そのままに
悲壮感が漂う、ドラマティックな曲が続く。楽曲にややワンパターンを感じるが
どれも格好良いので気にならない。



7. Amorphis ★★ (2003-10-20 02:15:00)

コンセプトアルバムなんだけど、それを抜きに考えてもカッコ良くて好きだな。
何がって、ドラムパターンがね。…どうしてこんなところが好きなのか自分でもよく分からないんだけど…
1曲抜き出してどうこう語るより、アルバム1枚が1曲と考えて全て聞き込むことをオススメする。




8. けんしょー ★★ (2004-01-15 18:12:00)

W.A.S.P.の最高傑作。
馬鹿をやれる人間は、実はストイックなんですね。
馬鹿と馬鹿をやれるとは、紙一重にして那由他の隔たりが、確かに存在するのです。




9. あまひろ ★★ (2004-04-27 22:47:00)

おかしな言い方だが、W.A.S.P.には最高傑作が2つ存在する。1つは馬鹿やってた頃の最高傑作の1stだ。2nd、3rdと、LOOKS的には馬鹿で音楽的にIQを高めて行き、中途半端になって段々つまらなくなってしまい、結局1stが最高であった。とい物。その後、実は俺達は凄いぞというのを見せつける正統派に転進、本当に凄い。HEDDLESS CHILDRENも凄かったが。このALBUMは更に凄い。第2の最高傑作。コンセプトアルバムというだけで何となく偉そうな雰囲気を持つのだが、1曲毎の完成度は信じられない程高く、アルバム全体としても一定の雰囲気、流れを崩さず。一気に最後まで、世界に浸れる、そんなアルバムです。個人的にはDREMA THEATER のコンセプトアルバムよりよっぽど素直に感動出来る。でも、最後の1曲(曲?)は思いっきり邪魔です。要りません。



10. 29 ★★ (2004-10-22 01:28:00)

個人的にはコンセプトアルバムってやつが苦手です。単純に耳だけで聴くのでなく、頭を使いながら聴くことを強要されているようで…。そういった意味で、音楽としての質が高くても「OPERATION:MINDCRIME」や「METROPOLIS2」でさえ聴きこむまでには至らなかった…。
しかしW.A.S.P.のこの1枚は、コンセプトアルバムであることを感じさせずに楽曲の質の高さだけで一気に聴かせてしまう凄さがあります。これはオジーにも通じるんだけど、狂気をもったアーチストが真摯な作品を作ると、その凄みが増すと感じました。それまでW.A.S.P.に持っていた“お馬鹿"なイメージを覆されたのと同時に、アーティストとしてのブラッキー・ローレスの才能を改めて感じさせられた1枚でした。
ドラマティックであり、非常に感情的な楽曲がこれでもかと並べられ、しかもそれぞれがHMとしての質も高いんだから、言うことがないです。ジャケットもいいなぁ…。
この1枚でW.A.S.P.を語ることは出来ないかもしれないけど、1stと一緒に聴き比べて欲しいですね。




11. meangirl ★★ (2004-11-18 22:59:00)

W.A.S.P.名義だがBlackieひとりになってしまった時の作品。コンセプトアルバム。
芯の芯から暗く哀しくヘヴィで、これまでのW.A.S.P.とは一線を画した作風。
Blackieが明かりが全く見えない暗い曲を絞り出すように歌うとき、まさしく慟哭しているようで心に響く。




12. 豚猫 ★★ (2005-04-01 22:09:00)

コンセプトアルバムといえば、Queenrycheの「Operation:Mindcrime」の印象があまりにも強かったので、このアルバムを一回通して聴いたときはちょっと弱いかな~と思いましたが…一回目より二回目、二回目より三回目とじわじわとハマっていき、今じゃ毎日聴かずにいられません。完全に中毒です。これでもかというくらいドラマチックでカッコイイ。なんといっても一番素晴らしいのはブラッキーの歌声です。バラードを歌えば限りなく切なく、シャウトすれば野獣の咆哮のよう。ジェフ・テイトもタジタジの迫力です。ストーリーの主人公の悲しみや苦しみが痛いくらい伝わってきます。あまりにも真に迫っているので、これは単なる創作ではなく、ブラッキー自身の事について書かれているんじゃないかと思うくらい…。(あとで知りましたが、実際彼の経験も混じっているそうです)これは絶対オススメですよ~。この一枚でブラッキーにホレました。ただ、ちょっとドラムが単調かなぁとは思ったけど、それも慣れれば気にならないかも(?)ホレた弱味でしょうか(^^;)



13. Ranzzy ★★ (2005-07-09 03:05:00)

このアルバムで、もう完全に色物じゃなくなった。1STの衝撃とは別の衝撃がある。まさか、ここまで完成されたアルバムをブラッキーが作るなんて。初期の凶暴さはまったく作り物だったんだなあとさえ思えてしまう。組曲的な作りもまたかっこいい。あと、おかずだらけの手数の多いドラムも結構好き。



14. ピッペン ★★ (2005-11-26 00:03:00)

W.A.S.P.の最高傑作です。
ドラム・パターンのワン・パターン化を批判する方もいるかもしれませんが、この楽曲の質の高さの前ではマイナスには作用しません。
とにかく楽曲粒ぞろいです。名曲④を含めてアップ・テンポの楽曲も多く、タイトル・トラックの劇的さもすばらしいです。



15. せーら ★★ (2006-02-21 20:57:00)

「安いし有名な作品だし、とりあえず買っとこう」
中古市場で250円で購入、それから4年の長きにわたって放置してました。
買ったのはいいけど、どこかでどうせ気に入れないだろうという勝手な決め付けがあったのかもしれません。
で最近、特に他に聴きたいのもなかったので何となくコレをかけてみたら、予想に反して自分好みの音が出てきてビックリ。
脳天気系LAメタルかと思いきや、英国寄りのドラマティックな正統派HMだとは!
コンセプト作特有の取っ付き難さも余りなく、入り込み易い。
秀作ですね。気付かないまま終わらずに良かった。




16. ドゴスギア ★★ (2006-04-11 16:14:00)

実はW.A.S.P.はこれしか持っていない。
日本人好みなメロディの質の高さが光る名盤です。
このアルバム、弱点が思いつかないなぁ。




17. cri0841 ★★ (2006-08-03 20:05:00)

今聴いてもスゴイ。正統派アルバムとして完璧だ。とても昔バカやってた人に思えない。アメリカのバンドなのに、アメリカンメタルの要素がほとんどない。いや、明るい曲もあるけど、何かダークで悲しくてちっともハッピーになれない。完全にヨーロピアンメタルだな、この感覚は・・・



18. 3割2分5厘 ★★ (2006-12-18 10:15:00)

期待感を持たせるような始まりから、Arena of Pleasure, Chainsaw Charlie, Doctor Rockterといった名曲の嵐。
The Idolを経て大曲のラストナンバーを迎えるその構成は見事。
曲調は正統派のヘヴィ・メタルにも通じる、激情のメロディ、ドラマチックな展開、鋼鉄のリフワーク、
HR/HMに期待される全ての要素をパーフェクトに備えている。
聴く者を圧倒する緊張感、グイグイ引き込む説得力、だみ声ボーカル、
そしてブラッキーのコンセプトがアルバムに統一感を持たせる、傑作アルバム。




19. 鶴巻 ★★ (2007-03-07 09:56:00)

楽曲のパターンは似通っているし、やたらと手数の多いドラムも気になる人はいるだろう。
それでも"名盤"との評価を受けているのは結局、総合的なクオリティが高い為である。
架空のロック・スターが絶望への道を歩む、ブラッキー・ローレスのラフな声も物語の悲壮感に拍車をかける。
"I just wanna be the crimson idol"から"I don't wanna be the crimson idol"へと望みが変わってゆく主人公ジョナサンの姿はブラッキーであり、またアルバムを聴いているリスナーでもあるのだ。



20. ニャー ★★ (2007-07-30 22:01:00)

W.A.S.P.は音楽で言うべき事をしっかり伝えている数少ないバンドの一つであると思う。ブラッキー・ローレスは表現者として群を抜いた才能の持ち主だ。バラードも含めて、オーソドックスで良い曲を作れるところが凄い。どのアルバムも曲の質が安定しているし、その中でも大傑作がコレだと思う。何回聴いたか分からないな。超名盤。



21. 中曽根栄作 ★★ (2007-12-26 23:01:00)

コンセプトアルバムだが英語が分からないので詞の世界はよく知らない。
とは言えこの手のグループにあるまじき完成度なのはよく分かる。
そんな統一感、流れの魔力が遺憾なく発揮された名盤。




22. 火薬バカ一代 ★★ (2008-07-24 21:24:00)

毒々しいルックスと、確かなクオリティを備えた楽曲、そしてショッキングなライブ・パフォーマンスを以て
高い人気を博した、ブラッキー・ローレス(Vo)率いるLAメタル・バンドW.A.S.P.が、前作『THE HEADLESS CHILDREN』
辺りからいよいよ顕著になり始めた、「ビジュアルよりも楽曲重視」の姿勢を更に押し進めて作り上げた、
'92年発表の7thアルバムにして、「孤独なロックスターの栄光と転落」を描き出した、傑作コンセプト・アルバム。
ブラッキーの自伝的内容を多分に含んでおり、元々は彼のソロ・アルバムとして制作されたものの、レコード会社の
要請でW.A.S.P.名義でリリースされるに至ったという本作は、制作時期の近さとストーリー内容から、
よくSAVATAGEの傑作ロック・オペラ『STREET OF A ROCK OPERA』と比較されたりしていたが、物語の結末は大きく異なっているし、
何よりこちらの方が、よりストレートでへヴィ・メタル然とした作風に仕上がっている。
個性的な声質を駆使して、胸を揺さぶる圧巻の熱唱を聴かせるブラッキーのVo、登場人物の感情の振幅を見事に
表現しきったボブ・キューリックのG、そして、手数の多いドラミングで、作品のドラマ性とダイナミズムを飛躍的に
高めるフランキー・バネリのDsによって、ガッチリと構築された楽曲は、起承転結が完璧に決まった劇的極まりない
序曲①に始まり、中盤のハイライトたる本編随一のハードさを誇る④を経て、悲壮感漂うドラマティカルな
ラスト・ナンバー⑩に至るまで、一切の捨て曲なし。多くのファンが「デビュー作以来の傑作!」
と太鼓判を押すのも、大いに納得のいく内容に仕上がった、まさに名盤。
尚、現在ではリマスタリングが施され、大量のボーナス・トラックを追加収録した、非常にお買い得な2枚組仕様で
再発されているので、興味を持たれた方はそちらの方を購入する事をお薦めさせて頂きます。




23. ごっず ★★ (2010-03-24 21:06:00)

WASPの最高傑作。



24. ダイアスパー ★★★ (2011-05-08 20:54:33)

うわわっ!ワスプが本気出したようです!

見た目からLAメタルっぽい軽さを期待すると、逆の意味で思いっきり肩透かしを食らうと思います。なぜかって、この作品は全くの正統派メタルの名盤であるからです。

リフと曲構成の上手さ、演奏の激しさ、ヴォーカルの表現力、そしてキャッチーで勇壮なサビまで、非の打ち所のない出来です。

NWOBHM的な少し内に篭ったような音像で、ヘヴィメタルらしいパワーと男らしさに満ちた世界を作り上げてくれています。一部の曲にはKISS的なスタジアムロックのイメージもあり、スケール感も物凄いです!!




25. 失恋船長 ★★★ (2014-06-21 17:54:32)

のこぎり股間のワイルドでキャッチーなL.Aメタルバンドが華麗なる変貌と遂げた1992年リリースのコンセプトアルバム。専任ベースに、盟友クリス・ホムルスの抜けてしまいゲスト参加で凌いだアルバムなのですが、そんな不安を遥か彼方へと吹っ飛ばすバッケンレコードを軽く超えた大ジャンプに驚きを隠せません。前作でえらくシリアスな作風にまとめてきたのですが今作はその路線をさらに推し進め、意外や意外コンセプト作への挑戦と来ましたからね、ところがコンセプトアルバムにありがちな難解さや無駄なSEなんかで曲数を増やす事もなく、説明いらぬ純粋に一曲一曲楽しんで聴くこともできるし英語の分かる方なら尚更、その世界観に引き込まれ楽しむことが出来るのでしょうね。スローな出だしから一転、名手フランキー・バネリのキレのあるドラミングも印象的な①から名作の匂いが漂い、新旧の魅力が詰まった②で昇天、③から怒濤の展開に完全に引き込まれ、彼らの織りなすサウンドに魅了されまくりの60分。途切れる事のない緊張感といい意味でのロックなラフさと気難しくならない遊びがあり、曲に合わせ歌い方に工夫を凝らす主役のブラッキーのパフォーマンスは過去最高の出来栄えでしょう。いや、むしろこんなに歌い込めたのかという驚きいうか尊敬の念を持って接しなければいけないストーリーテラーとしての役割を十二分に果たしています。KISSのギタリストを弟の持つボブ・キューリックは上手いね、ツボを押さえた華やかさも併せ持つプレイで、多彩なコーラスワークも導入したキャッチーながらもシリアスな一代ドラマに貢献、主役を盛り立てる躍進ぶりに目を細めますね。時代も時代だし彼らのイメージからするとセールス的にどうだったのかは分かりませんが、歴史に残る隠れた一枚として後世に伝えたいですね。ブラッキー・ローレンスがいかなるイメージ戦略を誇りのこぎり股間で売り出したのか?シリアスな作風の挑戦を前に、やっぱり頭が良くないと、ああいう事はやらないもんだと妙に納得させられましたね。生き残りへの画策と初期の頃とは違えど実にエンターテイメント性に優れた入魂の一枚、是非とも聴いて欲しいですね。


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