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LUNAR WOMB (1991年)
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LUNAR WOMB
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解説 - LUNAR WOMB
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2002-09-28 17:44:00)

ワシントンD.C.出身。1992年作の2nd。
ヘヴィ・ロック以外にも様々な要素例えばジャズやハードコア・パンクなどが融合し、独自のスタイルが築き上げられています!
(G,VoのWINOはアメリカン・ドゥームの代表格でもあるセイント・ヴァイタスにも在籍していた)




2. イヌスケ ★★ (2003-12-21 15:11:00)

ゴヤの有名な絵画を使ったジャケットが印象的な2nd。
『LUNAR WOMB』はあらゆる観点からみても"完璧"なドゥームメタル作品。
若い頃から声も顔もオヤジだったスコット"ワイノ"ワインリッチ。
そんなワイノのキャリアの中でも最も重要だったのがTHE OBSESSED(本人は認めたくないだろうが)。
ワイノのヴォーカルは"優しいレミー"といった感じで、渋い声で歌も上手い。
演奏も上手く、歌メロもリフもセンスが良い。
彼はもっとギタリストとしても評価されるべきミュージシャンです。
ドゥームロック/メタルやその筋のメイニア達にカルト的な人気を誇るバンドですが、実際は1970年頃のイギリスのバンドのようなハードロックをやっている。
彼の根底にあるのが古いハードロックなのだが、それを消化し90年代の音楽性で具現化させたのがこのアルバムと言えます。
彼は他のバンドの活動も悪くはないが、THE OBSESSEDが一番似合っているように思う。
再結成が望まれます。




3. アゴ 勇 ★★ (2004-01-16 02:00:00)

ダークな雰囲気の作品だが、スローな展開の曲以外にもファストな曲も織り交ぜ、
アルバム1枚を通して飽きの来ない作りに仕上っている。
ドゥームメタルだが、かなり動的要素が多い。
WINOのカリスマ性が滲み出ている。




4. 鋼鉄ジーグ ★★ (2007-06-23 19:51:00)

1992年セカンド作。
このアルバムは確かにドゥームの超名盤であることは間違いありません。
絶~~~~~対聴いておくべきグレイトな作品です。
しかし、ドゥームの枠を超越した素晴らしいロックアルバムです。
最初聴いた時はモーターヘッドの新作かと思いました。。。
VITUSの歪みきった曲とは違い、ワイノのよりストレートな
ロック趣向がその背景にはあるのでしょう。



5. 失恋船長 ★★★ (2024-02-24 02:31:37)

Saint Vitusのシンガーとして活躍、一時だが極悪お下劣バンドMentorsでベースも弾いていた、アメリカンロックの裏街道を走りまくった男、スコット・ウィノ・ウェインリッヒ率いるバンドの2枚目。世界中がメタルバブルに踊り、ヘアメタル勢が隆盛を極めた80年代中期から辛酸を舐め尽くした男&バンドであるSaint Vitus、時代遅れも甚だしい初期サバス路線で浮かれまくるシーンと対峙していたのだから恐れ入る。
サクソンアメリカンナイズドも爆笑ネタだが、それ以上に深刻だったのは90年代から突如現れた、おれ初期サバス支持者の急増、しかも実はおれ昔からサバスが好きだとヌカス大嘘つきが大量発生した事でしょうね。

グランジ/オルタナミュージックと違う意味で、ドゥームと向き合っているのだが、今作は純然あるドゥームと呼ぶのには抵抗がある。何故ならば完全にギターのアプローチは70年代の古典スタイルだが、よりソリッドで過激なサウンドを採用。スピード感もマシマシで、引きずるようなスローな展開で悪酔いさせることもなく、もっとメタリックかつロックのもつ原始的な初期衝動を呼び覚ますスタンスを披露、アイオミからの影響の強さはあるが、創造力の高いギターのアプローチは、オリジナルティを極めており、焦燥感のあるバンドサウンドを牽引、ギラギラと燃えさかる情念がメタルバブル崩壊後のシーンに一撃を加え、その強烈な衝撃は辺り一面を焦土と化したでしょう。古典的ブルースベースなヘヴィロックの破壊力。その揺るぎなき信念と音楽性は時代を超越して支持されるものだろう。

こういう音に古いも新しいもない。それだけに今の若い人こそ聴いて欲しい一枚だ。乱暴な言い方だがサバス+モーターヘッド÷MC5といったところだろう。焼け付く粘着質なリズムとマッチョになったフィル・モグ風の歌声も、このサウンドにマッチしている。



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