学生時代にラッシュを愛聴すること頻りだった拙者が、社会人になってはじめて手にした作品。 生活の変化に忙殺されたいた当時、耳に飛び込んできた「DREAMLINE」のイントロに、 思わず胸を躍らせた記憶が今でも鮮明によみがえりますなぁ...。 やや渋くなりかけた前作「プレスト」に比べると、一気に華やかさが増した感じが印象的です。 2曲目「BRAVADO」はその後のライヴには欠かせないナンバーとして君臨しております。 インスト「WHERE'S MY THING?」、歌詞をつけなくても曲名で全てを語って しまうニール先生のセンスには、もう脱帽でやんすね。もちろん曲自体もカッコいいですぜ。 それから、最後を飾る「YOU BET YOUR LIFE」には正直、驚かされました。 いろんな人種をお経を唱えているみたいに並べて歌うところ。聴いているとクセになります。 この曲やラップを採り入れたタイトル曲等、ラッシュの飽くなき挑戦が随所に光る名盤です。
RUSHのアルバム中、最もフェイヴァリットはコレ。 とにかく曲がイイ。タイトル曲は勿論、「Bravado」は、あのセバスチャン・バックが 結婚を決めた美しい曲。「Ghost Of A Chance」「Neurotica」のサビはキャッチー。 「Dreamline」の心地よい緊張感。素晴らしいです。 ジャケット・アートは一連のRUSH作品でおなじみのヒュー・サイム です。 メイデンの「The X factor」やホワイト・スネイクの「Whitesnake」でもおなじみ ですね。グラフィックデザイナーを生業とする僕の、尊敬するデザイナーです。 メタル度は皆無ですが、一聴することを勧めます。