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NUMBER THE BRAVE (1981年)
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NUMBER THE BRAVE
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解説 - NUMBER THE BRAVE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. やまねこ ★★ (2002-05-29 17:25:00)

bassがTed TurnerからJohn Wettonに変わった直後の作品。
80年発表。プロデュースは、ナイジェル・グレイ。
本作は、過去2作と同様にアメリカン・マーケットを意識して
作成されたという評価がなされている作品である。
確かに、曲の随所にWishbone Ashらしからぬ軽い曲が
散見されるし(Get Readyはその好例)、チャート的に成功を収めなかった。
しかしながら、Wishbone Ashらしいツイン・リード・セクションを生かした
渋みの効いた叙情的な、かつスケール豊かな曲もあることを忘れるわけにはいかない。例えば、Underground、Kicks On The Street、Number The Braveがそれだ。
また、全体的にSteve Aptonのパーカッシヴ・パートの充実振りが印象的である。
更に、Wettonが唯一vo.をフィーチャーしているThat't Thatもこれまた秀作である。




2. el ★★ (2004-09-29 03:53:00)

Underground最高です。生涯聴き続ける人生最高の名曲です。
自分の葬儀の時はUndergroundを延々流して貰いたい。




3. 柴が2匹(会社から) ★★ (2005-04-21 22:47:00)

81年発売の11thスタジオアルバム
彼らの作品の中では最も評価の分かれる1枚かと存じます。内容的には前作同様、『ポリス』的なリズム
の楽曲もプロデューサーの影響で感じられますが、一番の違いはこれまでになくキャッチャー且つPOP
な作風に仕上がっていることですね。これにより当時は往年のファンからソッポを向かれる羽目になって
しまいましたが、ジョン・ウェットンのエイジアでの成功の後、ウェットン・ファン中心に徐々に再評価
され、現在ではハードポップの隠れた(?)名作として語られる事の多いアルバムです。




4. 失恋船長 ★★ (2018-02-10 18:33:52)

バンドの創始者とも言えるマーティン・ターナーが脱退、代わりに迎えられたのが英国ロック界の貴公子ジョン・ウェットンが参加したのがコチラになります。高貴な声の持ち主として知られるジョンが、フォーキーな叙情派ロックサウンドとどのように絡むのかと思ったら、オシャレでファンキーなアメリカンロックの『Loaded 』で幕開けと、随分と肩透かしを食らうのですが、そのノリは結構な勢いで続き③曲目に収録された『Underground』で持ち直すも、オシャレなアメリカン志向のロックサウンドが多く収録されイケそうでイケない気まずい雰囲気になるのですが、だからマーティン・ターナーやめたんかぁとなりましたね。
またジョン・ウェットンよりも他のメンバーも活躍も目立ち、彼が俄然色めき立ったのが自身が提供した『That's That』くらいという仕様にバンドの迷走ぶりを感じずにはいられません。
そういう方向性や立ち位置に嫌気がさしたのか今作リリース後、早々とジョンは脱退。後任にトレバー・ボルダーが迎えられえるとは驚きました。アグレッションやハードさがウリのバンドではないので、ソフトでオシャレなロックサウンドである事に嫌悪感は抱かせないが、英国的な叙情性が薄まると求心力の低下に繋がるのは否めないかと思います。
それでも随所に拘りのプレイも持ってくる辺りには、このバンドの出自が英国である事を誇示していると思いますよ。80年代初頭のニューウェーブな波を意識した作風に時代を感じますが、それ系も気にならない守備範囲の広いロックファンなら楽しめる要素も大きいのではないでしょうか?ハードなモノを好む方にとっては、シャラシャラしたギターが活躍する大半の楽曲に怒りを覚えるでしょう。でも合間にねじ込まれる英国風味が滲み出たロックナンバーに、気分も持ち直すんですけどね。



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